S&P500は優秀だけど、それだけを一生買い続け投資するのは逆に辛いんじゃないかと思う

オザワークスです。

つい先日、【VOO】バンガードS&P500ETFを10株買いまして、これでぼくのS&P500投資は完了。

これ以上は買いません。

S&P500だけ! S&P500のみを一生買い続けるぞ!

と覚悟を決めている投資家さん、終わりのない戦いって辛くありませんか?

S&P500への投資、完了! もう買わない

私事ですが、7月26日(月)に楽天証券で【VOO】バンガードS&P500ETFを10株買いました。

VOOを含む7つのETFを一定数買うミッションが、これでまた一歩進んだことになります。

7つのETFへの投資、進捗率。カッコ内は目標株数。

シンボル 合計 マネックス SBI 楽天 進捗率
QQQ 30
(30)
10
(10)
10
(10)
10
(10)
100%
VOO 30
(30)
10
(10)
10
(10)
10
(10)
100%
IVV 30
(30)
10
(10)
10
(10)
10
(10)
100%
SPY 30
(30)
10
(10)
10
(10)
10
(10)
100%
DIA 27
(30)
10
(10)
10
(10)
7
(10)
90%
VTI 20
(30)
10
(10)
10
(10)
(10) 66%
VT 25
(60)
20
(20)
5
(20)
(20) 41%
進捗率 80% 100% 81% 58%  

ミッション完遂はあと少しというところですが、S&P500連動のETFへの投資は、今回のVOO買い付けで完了したことになります。

  • 【VOO】バンガードS&P500ETF・30株
  • 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF・30株
  • 【SPY】SPDR S&P500ETF・30株

ぼくが、今後S&P500のETFを買うことはありません。

株価がどれほど上がろうが下がろうが、です。

ぼくのS&P500への投資は完了したのです。

今後は他のものを買います。

投資先としては最強のS&P500

ぼくは今後S&P500に新たな投資はせずに他のものを買うわけなんですが、投資先として一番良いと思っているのは、他ならぬS&P500だったりします。

だって、S&P500に実際に投資している人ならわかるでしょうけど、あの値上がりの良さ、あの低コスト、広く分散、ついでに配当金もくれるなんて、どう考えてもS&P500ETFが最強なんですよ。

あれだけバランスの良いものは他にありません。

それはぼくだけが思っているわけではなくて、ちょっと米国株投資ブログ界隈をのぞけば、S&P500だけに投資していますって人がゴロゴロ出てきます。

実際、超優秀な投資先だからです。

そんな超優秀なS&P500にだけ投資する。

それは非常に効率的で理に適った投資だとぼくも思います。

ぼくも人に投資を勧めるときにはいつもS&P500です。

一生上がるS&P500を一生買い続けるの辛くない?

ただですねえ、非常に優秀なS&P500だけに投資をし続けるのは、それはそれでまた別の苦しみ悩みがあるのではないかとぼくは思うのです。

というのも、S&P500に連動する【VOO】バンガードS&P500ETFの株価なんかを見てますと、
100ドルー2010年9月

200ドルー2016年8月

300ドルー2020年1月

400ドルー2021年7月

と、ずっと上がっています。

多分、これからも上がっていくでしょう。

で、これS&P500だけに投資するって人は、それはつまりこの値上がりに一生ついていくということで、それってなんか改めて考えると辛くないですか?

だって、自分の給料は一向に増えないのに、VOOはどんどん値上がりしてくんですよ。

もちろん、これまでに買った分も値上がりしてるんですから、それはハッピーです。

でもこの先もずっと上がり続けるS&P500に、一向に増えない給料を投入し続けるのって、なんか終わりのない無限に続く戦いのようで、なんか精神的に削られるものがありませんか?

無間地獄みたいな。無限地獄でもいいが。

この「終わりのない」ってところが、結構辛いような気がするんですけどねえ。

「終わり」があることの楽さ

ぼくは辛いです。

ぼくは辛いので、ほどほどのところでもうS&P500を新たに買うのはやめて、別のものに逃げます。

ぼくのS&P500投資は、完了しました、終わりました。

この「終わった」からフウとため息がつける、それが「終わり」を設けたことの一番の利点だと思います。

とにかく終わった。

終わったからもうしなくて良い。忘れて良い。

なので気持ちが楽なんです。

S&P500に勝る投資先がないから困る

しかしそれはあくまで精神的な話。

じゃあ、S&P500以外の何かに投資してS&P500以上の成果を長期的に出すことができるのかと言えば、そんなものは多分存在しないでしょう。

投資の最適解はS&P500。

これを上回る存在はない。

このことがまた問題なんですよね。

もうS&P500ばかりに投資するのはうんざりなんだけど、S&P500に勝てる投資先が結局ない。

だから今日もS&P500に投資するしかない。

やっぱり無限地獄だ。

【VTI】はS&P500の代替品たり得るか?

まあ、代替品として【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資する手もあるにはあります。

VTIの株価は、VOOの400ドルに対して227ドルと買いやすくはある。

値動きも大体S&P500と同じような感じ。

これからも上昇を続けるところも一緒。

パフォーマンスが大体一緒なら、VOOに飽きたらVTIに投資すればいいじゃん。

と思うでしょ?

でもね、VTIもS&P500と同じくずっと上昇を続けて行くので、結局同じ問題に行き当たると思うんですよね。

時間稼ぎにしかならないと言うか。

結局キツイ未来が待っている。

だから問題解決にはならんのですよ。

S&P500買うのをやめる日

S&P500は優秀だけど、「人生の終わりまでS&P500を買い続けるって考えるとめまいがしてくる問題」を投資銘柄の変更で解決する術はありません。

それこそ、S&P500が優秀だから。

多分この問題は、資産額が目標額に届いたらそこで新たな投資はやめてそこからは投資のことは忘れて生きる、ぐらいがいい解決策じゃないでしょうか。

人生を豊かにするために投資をしているのであって、投資のために人生があるわけじゃないですからね。

もちろんそういう変態的な人生があってもいいですけど、やっぱりちょっと一般的ではないわなあ。

んなわけで、S&P500道を突き進んでいる投資家さんは、自分がその道から外れるとき、その条件などを一度は考えてみてはいかがでしょう。

変態道を突き進むオザワークスからのアドバイスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。