オザワークスです。
はじめて投資をするにあたっての第一の壁、それが投資のジャンルです。
一口に投資と言っても、色々な種類の投資があります。王道の株式投資や債券、投資信託やFXなんていう言葉は聞いたことがある人も多いでしょう。
初心者はまずどれがいいのかわからない。当然です。
ぼくのおすすめは、米国株です。そう、海の向こうアメリカの会社の株です。
なんでそんなものをおすすめするのかは、以下参照。
そもそも米国株、ってなに?
米国株とは、アメリカ合衆国の株式市場に上場する株式のことです。米国に本社を置く会社がほとんどですが、米国以外の会社も米国に上場しています。
これはどういうことか。
米国は世界の覇権国です。経済はもちろん、軍事、テクノロジー、その他あらゆる面で米国は世界の中心を支配しています。世界は米国で回っているし、米国が世界だ、と言っても決して過言ではありません。
例えば、ネット通販のアマゾン、検索のグーグル、アイフォンのアップル、パソコンはマイクロソフトだし、フェイスブック、ツイッター、みんな米国企業です。しかしどれも世界企業でもあります。
世界経済の中心に米国がいて、米国以外の企業も米国でのビジネスを求めて海を渡って来ているのです。世界中の富が米国に集まる、それがこの資本主義経済です。
ぼくのような投資家も例外ではありません。寂れた辺境の島国よりも、世界中の富が集まりエネルギッシュに日々成長を続ける米国に自然と投資が向きます。
そう、米国株への投資は、投資家としてごく自然な選択なのです。なにせナンバー1ですから。
米国株投資のメリット
メリットはいくつもあります。まず、米国自体が緩やかで安定的な経済成長を続けていることです。そこへ投資するということは、投資家もその緩やかで安定的な成長を享受することになります。ここが基本です。
普通先進国と呼ばれる水準まで発達した経済体は、それ以上の成長があまり期待できなくなります。日本はもちろん、英国やドイツなど他の先進国も基本的に低成長です。
がしかし、米国は違います。米国は他の先進国と比べて若年層の人口が多く、この若者たちが後々アイフォンを使う消費者、あるいはアイフォンを生産する労働者へとなり得ます。
やっぱり1人が2台も3台もスマホを持ちませんものね。生産消費人口の増加は、経済のパイそのものの拡大に確実に寄与します。
簡単に言うと、米国は経済成長しやすい土壌がもとからある、ってことです。
政治体制の安定と自由な発想・表現の有無
加えて、民主的な政治体制が根付いており、成熟していること。これも重要です。クーデターが起こってばっかりの国が発展した試しがありません。
さらに、自由な発想や表現が許されていること。ここも大事です。既存の枠組みを打ち破るアイディアやサービスは、考える自由があって初めて実現するものです。抑圧的な体制下では、そのようなものは出てきません。
簡単に言うと、独裁国家は論外、ということになります。我が日本もここはクリアしていますね。
米国株のデメリット
ねーな!
……とかっこよく一言で決めたかったところですが、少し。
株の売買には手数料が必要なのですが、米国株の場合これが少し高めですね。あくまで日本株と比べた場合。
ただ、近年はその手数料も下がって来ていて、以前ほどネックに感じなくなってきました。日に何度も取引するわけでもない限り、もうあまり気にする必要もない気がします。
米国株に感じる、距離
もう一つ、デメリットと言うかなんというか。
やっぱり海の向こうの株なので、情報的にも言葉的にもある種の「距離」は感じます。遠いな、と。
でもま、こればっかりはしょうがない。株の情報に関しては、証券会社やインターネット上で得られるもので十分と感じます。これも今後さらに改善されていくでしょう。
米国株は、配当の回数が多い
ここからは、米国株についてぼくが個人的に気に入っている点を少しだけ。
株式というものは、それを保有していると定期的に配当という現金を受け取れます。日本の株の多くは1年間で2回、配当金をもらえます。
これがですね、米国株は1年間で4回なんですよ。ただ株を持っているだけで配当金というお金を2回分余計にくれるんですよ。これ、良くないですか?
ぼくはそこのところが1番気に入っています。
さらに、米国株の多くは、今言った配当金を毎年ちょっとずつ増やしてくれます。ここも嬉しいポイント。
まとめ、そこにいい流れがある、だから乗る
投資には色々なテクニックがあります。ですが、米国株にはそのような「難しい」「複雑な」テクニックはまず要りません。
着実に経済成長する米国、ないし米国を含む世界経済にただ投資するだけです。もともとある流れがいいのです。そのいい流れに無理なく乗れば、それでいい。米国株への、特に長期投資はそんな感じです。
以上が、ぼくが米国株を推す理由です。一言でいえば、ただ場がいいんですね。
オザワークスでした。
フェイスブック風なのが悲しいぜ……