オザワークスです。
配当生活なのに、配当金が少なすぎて全然配当生活じゃない!
何だこの情けない額は!
今週の配当です。
コイツがいてくれて良かった。正直、無配当週も覚悟していた。
2018年5月合計 $258.92
2017年5月合計 $233.43
2016年5月合計 $239.25
2019年合計 $2492.60
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $18563.23
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥17951
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥51
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥63
ああ、うじゃうじゃと配当が入りまくってくれた先週が懐かしい。
ああ、配当が入りすぎてその計算がメンドクサイとかまた言ってみたい。
でも来週も多分、配当は少ないゾ!
がんばれ、自分!
がんばれ、ぼくの会社たち!
新しい投資法、「超高配当投資」
突然ですが、新しい投資法を思いつきました。今まで、ぼくもより良い配当金を獲得するためにいろいろやってきましたが、これはちょっとない考え方です。
名付けて、「より多くの配当金が欲しいんだったら、文字通り配当利回りが高い順に銘柄を買い揃えていけばいいんじゃね? 投資法」です。
どういうことか説明しましょう。
米国株を買って、保有して、配当金をもらう。ここまでは特に配当狙いの一般的な投資と変わりありません。
ですが、特徴的なのが投資銘柄の選定方法です。
配当利回りを最重要視する。いや、配当利回りしか見ない! 以上です。
ネット証券で銘柄スクリーニングして配当利回り順に並べます。それで配当利回りが高い銘柄から順に投資してゆくだけです。
なんてシンプル。
そしてなんてデンジャラス。
投資する要素、条件は配当利回りのみです。だから「新しい投資法」というよりは、銘柄の選び方ですね。
ともあれ早速検討してみましょう。
マネックス証券で超高配当銘柄を調べる
はい。やって来ました、マネックス証券。米国株の銘柄スクリーニングといえばマネックスですからね。ここからやっていきましょう。
まず、マネックス証券で取り扱う米国株、ADR、ETF合わせて全3363銘柄を配当利回り順に並べちゃいます。
ポン! 簡単です。
マネックス証券の銘柄スクリーニングは、そんなことが簡単にできるので口座を作っておくと便利ですよ。SBI証券のスクリーニングは使えたもんじゃありません。
広告でっす。千晶って誰っていう。
で、マネックス証券で配当利回り順にスクリーニングした結果がこちら。
米国株配当利回り十傑
ティッカー | 銘柄 | 業種 | 配当利回り | |
1 | CNSL | コンソリデーテッド・コミュニケーションズ | 通信 | 34.98% |
2 | DRAD | ディジラッド | 医療機器 | 33.74% |
3 | AI | アーリントン・アセット・インベストメント | 投資会社 | 21.28% |
4 | SSI | ステージ・ストアーズ | 小売 | 19.80% |
5 | GME | ゲームストップ | 小売 | 19.74% |
6 | LKSD | Lscコニュニケーションズ | 印刷 | 19.44% |
7 | VGR | ベクター・グループ | タバコ | 17.39% |
8 | PTMN | ポートマン・リッジ・ファイナンス | 投資信託 | 15.81% |
9 | GSM | フェログローブ | 採掘 | 14.81% |
10 | ZMLP | ディレクション・ザックス・MLP・ハイ・インカム・シェアーズ | ETF | 14.52% |
はい、聞いたことのない銘柄のオンパレード。でも見て、配当利回りだけはものすごい。34%とかって、言葉を失う……。
これらの銘柄に投資すれば、最低でも14%以上、最高で34%もの利回りで配当がもらえます。
さらに、意外と10銘柄で業種がバラけます。通信、医療機器、小売、印刷、採掘にタバコ銘柄まであります。
これだけの配当利回りがありながら、意外と分散効果も期待できるかもしれません。
D(ividend)の衝撃。すごい、この街は配当で満ちている!
超高配当銘柄の実態
でもでも、ちょっと調べてみただけで、すぐにボロが出る10銘柄です。
こちらをご覧ください。
ティッカー | 銘柄 | 現在の配当状態 | |
1 | CNSL | コンソリデーテッド・コミュニケーションズ | 10年状現状維持 |
2 | DRAD | ディジラッド | 2018年8月以降無配 |
3 | AI | アーリントン・アセット・インベストメント | 3年連続で減配中 |
4 | SSI | ステージ・ストアーズ | 2018年12月以降無配 |
5 | GME | ゲームストップ | 増配傾向? |
6 | LKSD | Lscコニュニケーションズ | 増配傾向? |
7 | VGR | ベクター・グループ | 20年近く現状維持 |
8 | PTMN | ポートマン・リッジ・ファイナンス | 5年連続で減配中 |
9 | GSM | フェログローブ | 2018年9月以降無配 |
10 | ZMLP | ディレクション・ザックス・MLP・ハイ・インカム・シェアーズ | 4年前に減配してから維持 |
なんと、10銘柄中3銘柄が既に2018年中に無配転落。御遺体となっていらっしゃいました。
さらに、2銘柄は毎年連続で減配中です。
これは……わかってはいたが、やはりむごいものがある。何という危険地帯。
この街には、平気で死体が転がっている!
ていうか、マネックス証券のスクリーニングには、無配に転落した情報が更新されていないのか。マネックスの奴め、手を抜きやがって。
超高配当投資の基本的な考え方
しかしそれでも、配当利回りだけを見て投資先の銘柄を決めるこの投資法、ぼくは行けなくもないと思っています。結構本気で。
というのも、配当利回り上位10銘柄のうち3銘柄は無配でしたが、逆に言えば7銘柄は現在でも平均利回り20%以上で配当が出ているということです。
つまり仮定として、すべての超高配当銘柄が必ず潰れるわけでもない、という確率論なんです。
確かに、20%だ30%だなんていう超高配当銘柄は、いつかは減配します。ただ、今配当は出ているし、恐怖の減配がいつになるかは誰にもわからない。
そして、すべての超高配当銘柄が同時に無配になるわけでもない。
超高配当銘柄をいくつか保有して、配当が消えるそのときまで、もらえるだけ配当をもらえば良い。そういう投資です。
減配上等! 配当の出なくなった銘柄は売り払って次の超高配当銘柄に乗り換えです。
配当利回り3%が30年間100%続く長期安定配当投資も良いですが、配当利回り20%が5年間50%続く超高配当投資も、考え方としてどうでしょう?
超高配当投資のルールをマジで考えてみる
では、実際に超高配当投資をやるとして、もう少し細かなルールを煮詰めてみましょう。
まず、銘柄選定のルールは、配当利回りが高い順、これだけです。これだけなんですが、調べた結果、既に無配転落していた銘柄はさすがに除きます。減配中はOKです。
さらに、年間の配当回数にもぼくはこだわりたい。4回以上ですね。配当回数4回以上の銘柄にのみ投資すること。
あとは、中国企業は除きます。これも当然ですね。今や世界の敵です。
上記以外の投資条件はありません。ADRでもETFでもOKです。時価総額やもちろん企業業績も気にしません。業績がヤバイというのは、既に配当利回りに表れていますから。
で、そんな超高配当銘柄に対して、毎月1万円ずつ投資していきます。そうですね、1銘柄10万円(1000ドル)くらいの10銘柄くらいに投資をしたら、あとは様子を見ましょう。
今一度、ワクワクドキドキする投資を目指して
さあ、どこまで配当が増やせるかな。きっと投資をし始めた瞬間に無配転落とか、楽しいイベントが目白押しですね。
ああ、想像するだけで楽しいなあ。
ぼくは本当にこの投資をやりたいと思っています。できればDMM.com証券で証券口座を作ってそこでやりたいんですが、何故か口座を作らせてもらえません。
ちっ、さすがにつまらない証券会社筆頭だ。
そうなるとマネックスやSBI、楽天でってことになります。
ですがそれらの証券会社は既に別の目的、別の手法、別の考えに則って米国株に投資しており、そこへ新たにゴミみたいな銘柄を加えるのは、どうも気が引けます。
ちゃんと配当を出してくれている銘柄たちになんか悪いような気がして。ポートフォリオが汚れるというか、美意識の問題ですね。
やっぱり、ゴミはDMMで投資したいんだけどなあ。
まあまあ、今はまだ肝心の投資資金もありませんし、来年になれば取扱銘柄等の状況も多少は変わっているかもわかりません。それまで妄想だけで楽しむとしましょう。
米国株投資家の皆さんへ。
安定配当を求めすぎた結果、冒険心を忘れたツマラナイおじさん投資家になっていませんか?
投資は本来人をワクワクドキドキさせるもの。
死ぬか生きるかに瞳を輝かせたあの少年の頃の心を、今一度思い出して。
配当投資のピーターパン、オザワークスでした。
(マネックス・特定) $6.18