オザワークスです。
最近ガソリン高いっすねえ。
ぼくも1回給油してレギュラーで満タン8000円取られたときには「あれあれ?」と思いましたよ。
最近ガソリン価格が上がっているのは、ガソリンの原材料である原油の値段が高まっているためです。
脱炭素だ何だとやかましいこの時代にどうして原油価格がこんなに上がってしまったのでしょうか?
ちゃんと理由があるんです。
とりあえずは今週も配当から行きましょう。
(マネックス・特定) $11.16
(マネックス・特定) $2.80
【BAC】バンク・オブ・アメリカ
(GMOクリック・CFD) ¥154
(マネックス・特定) $9.92
【ETR】エンタジー
(マネックス・特定) $14.50
【F】フォード・モーター
(マネックス・特定) $0.73
【FE】ファーストエナジー
(マネックス・特定) $14.00
【WFC】ウェルズ・ファーゴ
(マネックス・特定) $7.19
【BMO】モントリオール銀行
(マネックス・特定) $12.55
(マネックス・特定) $20.22
【GE】ゼネラル・エレクトリック
(GMOクリック・CFD) ¥8
2021年2月合計 $309.40
2020年2月合計 $286.46
2019年2月合計 $295.93
2018年2月合計 $238.97
2017年2月合計 $215.46
2022年3月合計 $93.07
2021年3月合計 $590.67
2020年3月合計 $600.19
2019年3月合計 $610.82
2018年3月合計 $492.78
2017年3月合計 $432.18
2022年合計 $693.92
2021年合計 $5882.29
2020年合計 $5689.33
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
今まで全部合計 $34447.09
2021年PayPay証券配当合計 ¥4377
2020年PayPay証券配当合計 ¥1086
2019年PayPay証券配当合計 ¥147
2018年PayPay証券配当合計 ¥12
今まで全部PayPay証券配当合計 ¥6575
2021年CFD配当合計 ¥25782
2020年CFD配当合計 ¥18020
2019年CFD配当合計 ¥19182
2018年CFD配当合計 ¥9441
2017年CFD配当合計 ¥1327
今まで全部CFD配当合計 ¥79589
(SBI・特定) 買い 6株 買い増し
【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
(PayPay・特定) 買い 0.4株(1万円分) 買い増し
【RWX】SPDRダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステートETF
(GMOクリック・CFD) 買い 5株 買い増し
ロシアへの経済制裁の影響
テレビ等のマスコミ報道では、ロシアによるウクライナ侵攻が原油価格高騰の原因である、みたいな言い方がされています。
それももちろんあります。
ロシアに経済制裁が科されるとロシア産の原油が市場に出回らなくなります。
そうなるとロシア以外が原油を増産しない限り原油不足になりますよね。
しかしながら、他の産油国(主に中東諸国)は増産の予定なしと言っています。
だから、今ある原油の値段が上がるのです。
戦争前から原油価格はじりじり上がっていた
でもね、実はロシアのウクライナ侵攻が始まる前から原油価格はじりじりと人知れず上昇を続けていたんですよ。
これを見てちょ。
これはいわゆる「原油価格」としてニュース等でよく報道される米国の原油先物価格「WTI」のここ1年間のチャートです。
ウクライナ侵攻の前からじりじりと上がっているでしょ?
このじりじり上昇の理由のほうが、実はウクライナ侵攻よりも大きくて根深いの。
それをお話します。
石油の時代は終わった
燃料とか原料とかで、石油は人類にとって必要不可欠なものでした。
でも最近は、ESGとか脱炭素とか地球温暖化とかで、なんか石油を燃やしたり使ったりすることは悪いこと、みたいな雰囲気ありますよね。
持続可能な地球環境のためになるべく石油辞めていこう、みたいな。
あの流れって結構言うだけじゃなくて、本当に法律的に規制を強化したりして石油の消費を抑える感じになってるんですよ。
各国政府の政策もこの流れに逆らうことはできません。基本的に民主主義なので。
するとどうなるか。
石油の将来性はないよね、ってことで原油価格は下がっていったんです。
同期して石油会社の株価も下がっていきました。
これからは石油じゃなくて地球にやさしい再生可能エネルギーだよね、ってなもんです。
再生可能エネルギーは技術力不足で不安定
でもバカなことに、再生可能エネルギーって全然技術的に実用化できてないんですよ。
全然、エネルギー源として安定していて使い勝手の良い石油に再生可能エネルギーは勝てません。技術力不足です。
そりゃ、いいときはいいんですよ、風力発電も太陽光も。
でも、風が吹かなかったり曇っていたりすると途端にダメ。
再生可能エネルギーって聞こえはいいんですけど、安定感がなくてすごく使いづらいんです。
実際、環境先進のヨーロッパなんかでも風が吹かなくて電力不足に陥っていたりします。
再生可能エネルギーがまだまだ全然石油を補うところまで技術的に進歩していないのに、石油を即時に辞めよう、みたいなことを言って、実際やってしまったから市民の生活に影響が出るようなことになった。
で、どうしたか。
産油国と石油会社、キレる
石油もちょっとは使わないとね。
逆にそういう流れになって来たんですね。
再生可能エネルギーとか地球環境とか言葉はきれいだけど、まだ時期尚早だったわと。
でもでも、今度は石油会社や産油国が原油を増産してくれないんですよ。
え、どうして?
だって、石油の時代はもう終わりとか言って散々いじめておいて、困ったらさあ掘ってくれと。
油田の開発って、すごく時間がかかるし、すごくお金もかかります。
そこをクリアして原油を掘ったとしても、再生可能エネルギーが現在より飛躍的に進歩して実用化されれば、またすぐポイされる。
それがわかっているから、石油会社も産油国も「もういい」と。
ヘソを曲げて掘ってくれないんですよ。
だから、原油が増産されずに、でも原油の需要はあるもんだから、原油価格がじりじりと上がっていっている、とこういうわけなんですね。
構造的問題。原油高はしばらく続く
この石油と「次の時代のエネルギー」の世代交代が上手くいっていない問題は、構造的な問題です。
なので、これなかなか解消されません。
ということは、原油価格への上昇圧力は今後もしばらく続くとぼくは見ています。
なにせ頼みの綱の再生可能エネルギーがへっぽこですからね。
これが技術的に実用的にいっちょ前になってから、石油に対して引退勧告というか「長い間お疲れさまでした」をやればいいのに、早すぎた。
このエネルギーのリレーを上手くやれなかった各国政府の失策ですね。
という感じで最近の原油価格の高まりの理由がお分かりいただけたでしょうか。
オザワークスでした。
(SBI・NISA) $3.96
【HAL】ハリバートン
(GMOクリック・CFD) ¥84