オザワークスです。
GMOクリック証券のCFDで、毎月1万円資金投入して配当の良さそうな米国株を買っています。
2017年9月からCFDを始めて、ここまで合計して24万円を投資しました。これからも毎月1万円ずつ米国株に投資していこうと思います。
しかしこの、毎月1万円入金してCFDで米国株を買う、というのをぼくは一生続けるのでしょうか? 答えは「否」です。
ぼくのCFDへの資金投入は、いつか終わりを迎えます。
今回は、GMOクリック証券のCFDで米国株を一生積み立てられない理由をお話します。
もくじ
投資力は、継続力
何でもそうですけど、継続の力というのはすごいです。投資も例外ではありません。
ワープして富豪になるのはとても難しい。けれど、時間は掛かってもコツコツ少額からでも配当を出す株を買い続ければ、いつかは誰でもお金持ちになれます。継続の力の最大活用です。
ぼくもその継続の力を信じて、毎月毎月1万円をCFDの米国株に投じています。
しかし、GMOクリック証券の米国株CFDには、コツコツ一生投資ができない致命的な欠点があります。
それは、取扱銘柄の少なさです。
GMOクリック証券の外国株CFDの弱点。取扱銘柄の少なさ
GMOクリック証券の外国株CFDで取り扱う銘柄は、米国個別株59銘柄、海外ETF38銘柄、そして中国株が22銘柄だけです。
この内まず中国株はすべてゴミです。海外ETFもS&P500やダウ平均に連動したスタンダードなものはなく、レバレッジ型や新興国の株価指数などちょっと捻りの利きすぎたものばかりです。
長期で配当をコツコツもらっていくようなETFはCFDのラインナップにはありません。
CFDの保有には「金利調整額」というコストが掛かりまして、せっかく配当金をもらっても金利調整額がそれを食べてしまうんですね。
金利調整額のことを考えると、CFDで配当狙いの投資ができそうな感じの銘柄は以下のたった8銘柄です。(2019年5月末時点)
銘柄 | レバレッジ2倍 配当利回り |
|
1 | F・フォード | 10.08% |
2 | T・AT&T | 9.12% |
3 | HPQ・HP | 6.00% |
4 | GM・GM | 5.00% |
5 | VZ・ベライゾン | 4.20% |
6 | GPS・ギャップ | 3.84% |
7 | PFE・ファイザー | 3.52% |
8 | KO・コカコーラ | 2.24% |
配当利回りは、日々変動するものなので参考程度に考えといてください。
この8銘柄を多いと考えるか少ないと考えるかは、人によりけりでしょう。ぼくは少ないと感じます。
小心者は、1銘柄に大きく投資できない
少数精鋭の銘柄をどんどん買い増ししていく。それは格好いいんですけど、どうもリスクにつながる気がします。
上記の8銘柄にそれぞれ1万円投資している、2万円投資している何ていうのは可愛いものですけど、これが100万円ずつになると、「何か」が起こったときにコントロールできるのか。
「何か」というのは、株価の暴落や減配などですね。そういう混乱時には、レバレッジを使うCFDの弱点がモロに出ます。「完全放置」できる現物株とはやはり違います。
1銘柄に投資する金額が大きくなるほど、メンタルへの影響も高まります。このコントロールもまた難しい。
そういうとき、もっと多くの銘柄に少額で分散できればなあ、と本音が漏れます。ぼくのような小心者には、少数精鋭の投資は無理です。
CFDでの米国株投資は、合計80万円で打ち止め
GMOクリック証券がCFDの取扱銘柄を今後増やしてくれればまた違うんですが、そうでなければCFDはいずれ頭打ちです。
ぼくは米国株の現物では、1銘柄に大体1500ドル~2000ドルくらい投資したら、ハイ次の銘柄って感じでやってます。日本円で10万から20万円くらい。
CFDでは「ハイ次の銘柄」ができないので、現物と同じように1銘柄10万円投資したらそれ以上の入金はないかなあ、と考えています。
1銘柄10万円の入金でレバレッジ2倍で投資しているので、買付けは1銘柄20万円分ずつですね。
それが8銘柄で、計80万円入金の160万円買付け。
現状では、CFDでそれ以上資産の「山」を築きたくないですね。山が高く大きくなるほどに、土砂崩落が怖いです。
メインの投資になれなかったCFDの活用法
思うに、CFDが自分の中でメインの投資になる筋はありませんね。やはりどうしても、米国株の現物がドンとあって、その脇にチマっとCFDがいる。そういう構図です。
そして、それでいいと思います。CFDはあくまで脇役です。脇役としてがんばってくれれば良い。
CFDという枠内で米国株投資を完結させる必要はないし、現物株とCFDでお互いの足らない部分を補うような使い方だってできます。
例えば、CFDでは【F】フォード・モーターと【T】AT&Tの2銘柄が、群を抜いて高い配当パフォーマンスを示しています。しかし、CFDだけで分散投資はできません。
そこで、現物の米国株とCFDのフォードとAT&Tを組み合わせて、自身の配当ポートフォリオを構築する、などということです。
CFDの旨味だけを吸い上げる考え方ですね。安定はどうしても現物株が勝りますから。
いずれにせよ、万能系ではないCFDを要所要所で使う。そこに頭を使う必要がありそうです。
あと5年はコツコツCFD継続
ぼくのCFDへの資金投入は、合計80万円で終わります。
でも今24万円で、毎月1万円ですから、正直まだまだ先の話です。それまでは、毎月1万円コツコツ投資していきますよ。
そうやってコツコツ続けた5年先、160万円分の米国株から受け取れる配当金はそこそこ大した額のはずです。
脇役とバカにするなかれ。そこには苦楽を積み重ねた資産が確かにあるのです。
オザワークスは、GMOクリック証券のCFDで今日もコツコツ米国株に投資しています。
あなたもこちら↓でコツコツしませんか?
ほんともうちょっと銘柄数何とかして。
オザワークスでした。
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