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GMOクリック証券の米国株CFD、配当利回りランキング2021年4月号です。
早速行きましょう。
もくじ
米国株CFD、配当利回りランキング2021年4月
GMOクリック証券の米国個別株&不動産ETFのCFDで、レバレッジ2倍で投資した場合の配当利回りランキングです。
配当利回り3%以上の銘柄を抜粋しています。
また、CFDの保有コストである金利調整額を受け取り配当額から差し引き、手取りの配当額で利回りを計算しています。よって、P&Gなどの高配当銘柄がランクインしなくなっています。
その他、CFDでの投資条件や細かい利回りの計算方法などは、こちらの記事をご参照ください。
4月 | シンボル | 銘柄 | 4月 レバ2倍 配当利回り |
3月 レバ2倍 配当利回り |
1 | T | AT&T | 12.48% | 11.52% |
2 | REM | モーゲージ不動産ETF | 10.60% | 10.60% |
3 | XOM | エクソン・モービル | 8.28% | 8.28% |
4 | CVX | シェブロン | 7.68% | 7.68% |
5 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 5.88% | 5.40% |
6 | GPS | ギャップ | 4.80% | 5.52% |
7 | PFE | ファイザー | 4.60% | 7.20% |
8 | RWX | グローバル(米国除く)不動産ETF | 4.45% | 4.45% |
9 | C | シティグループ | 4.20% | 2.64% |
10 | VNQ | 米国リートETF | 4.16% | 4.16% |
11 | HPQ | HP | 3.80% | 4.56% |
12 | CSCO | シスコシステムズ | 3.52% | 2.76% |
13 | KO | コカコーラ | 3.36% | 3.36% |
14 | RWO | グローバル不動産ETF | 3.16% | 3.16% |
2021年4月、米国株はまだまだ順調
2021年4月の米国株は、正直取り立てて書くことはあんまり……。
3月のような尋常でない株高からは一旦落ち着きを見せているようです。
とはいえ、ダウ平均が3万4000ドルを超えたのは4月に入ってからです。
順調と言っていいでしょう。
【C】シティグループと【CSCO】シスコシステムズが、先月のランク外から配当利回り3%以上で復帰しています。
シティは株価の微妙な上下による金利調整額の多寡で、利回りが大きく変化しました。
シスコは増配によって配当利回りが上昇しました。
先月(3月)の配当利回りランキング
中国の台湾侵攻は1年以内
さて、今月の特集は配当利回りからはググっと離れて、有事とCFD、これを見ていきましょう。
まず、2021年4月現在ネットでは色々言われていることですが、中国軍による台湾(および尖閣諸島)への武力侵攻、これは1年以内におきます。
中国は台湾と尖閣を「核心的利益」としています。要は国を挙げて、国家プロジェクトとして台湾と尖閣は自分のもんだ、と言っているのです。
同じく核心的利益であったウイグルとチベットはすでに制圧を完了しており、そこではウイグル族とチベット族に対して文化的、宗教的、そして人種的な根絶政策、つまりジェノサイドが行われています。
間違いなく中国は、台湾と尖閣に来ます。
だって、絶対にやる、って中国自らがそう言っているんですから。
カギを握る北京五輪
カギを握っているのは、意外と2022年2月に開催予定の北京五輪です。
現在中国、というか習近平は、北京五輪が無事終わるのをじっと待っています。
そして北京五輪が終わったら、そこで台湾侵攻です。
さすがの習近平も平和の祭典であるオリンピックの前に武力侵攻はできない。
だから待っている。
思い出してほしいのが、2014年のロシアによるクリミア侵攻です。
同じ年、2014年の2月7日~23日までロシアのソチで冬季オリンピックが開催されていました。
ソチ五輪が閉幕した直後、2月27日にはプーチン閣下の命でロシア軍がクリミアに攻め込んでいます。
これがいい例で、独裁者は大体こういうことを考えています。
歴史は繰り返すのです。
習近平は北京五輪を待っています。
でも、最近特にウイグルの人権弾圧やジェノサイドが隠し切れなくなってきて、欧米諸国の間で「北京五輪ボイコット」論が出始めています。
そりゃそうで、民族根絶やしが行われている同じ国で、スポーツって人間って素晴らしい! なんてことをやるわけにはいきません。
そして、日本も含めた欧米諸国が北京五輪をボイコットしてしまうと、冬季五輪としてはほとんど成り立たないものになってしまいます。
何故なら、夏のオリンピックと違って冬季五輪は参加国が限られるから。
雪が降らない気候の温かい国やアフリカ諸国はまず参加しません。
日本を含めた欧米諸国がボイコットする(ボイコットしなければいけないとぼくは思っています)と北京五輪は潰れます。
五輪を潰されて面目も潰された習近平は、もう待つ必要がなくなったのですぐにでも台湾と尖閣に侵攻するでしょう。
つまり、主要国が五輪をボイコットすると台湾有事がより早まります。
少し五輪の話が長くなりましたけど、いずれにせよ台湾有事は近い、というのは間違いありません。
台湾株は確実に暴落する
そこで、CFDの登場です。
GMOクリック証券のCFDで取り扱っている銘柄で、【EWT】台湾株価指数ETFというものがあります。
台湾の株式市場の株価指数ですね。簡単に言えば、台湾の企業のみのダウ平均みたいなもの。
EWTの株価チャートを見ると、2020年春のコロナショックによる一時的な落ち込みはあったものの、その後はグイグイ上がっています。
これはこれで結構なことですが、ここで中国軍による台湾侵攻があったら台湾の株価指数はどうなるでしょうか?
当然、大暴落します。
そして台湾侵攻は確実にあります。
ということは、近々確実な大暴落が待っているということです。
ふーん、でも株価が上がるならわかるけど、下がるのがわかっても別に儲からなくね?
そう思った方もいらっしゃるでしょうが、ここからがCFDの面白いところです。
CFDの売ってから買う株取引とは?
CFDでは、売りから入る取引が可能です。
売りから入る? 何のこっちゃい?
普通株取引は、安いときに買ってそれが値上がりしたら売ったら差額で儲かる、というものですね。
この普通の株取引が、買いから入る取引です。
売りから入る取引というのは、この逆。
株価が高いときにまず売るんです。
まず売る? 株をそもそも持っていないのに何で売ることができるの?
普通の現物の株取引では持っていない株を売ることはできませんが、CFDではそれができます。
売りから入ることができるんです。
ただし、CFDでは株を売ったら、その後いずれかのタイミングで必ず同じ株を買わなければいけません。
そして株を買うなら安いとき、下がったときに買うと良いわけですね。
売ってから買う。CFDの売りから入る取引でもその差額が儲けになります。
ってことは、今株価が高くてもこの後下がるのが確実にわかっているような銘柄があれば、CFDの売りから入る取引で利益を出すことができるわけです。
暴落前の台湾株を今売り、暴落したら買い戻す
もうお分かりですね。
中国による台湾侵攻は確実。
現在好調な台湾の株価指数の暴落は確実。
その暴落前の今、CFDで【EWT】台湾株価指数ETFを売り、暴落してから買い戻せば、大儲け確実ということが言いたかったわけです。
投資家は困った生き物
投資家って生き物には困ったものです。
実際台湾有事となれば、様々な分野に計り知れない影響が出ます。
そして何より人が死にます。
中国軍は尖閣にも攻め込んできますから、日本人として他人事の話でもありません。
それでも戦争で、人の死でこれは儲かりそうだ、などと言うことを考えてしまう。
悪い生き物です。
まあ、一番悪いのは習近平ですが。
台湾有事でぼくがCFDを使うかどうかはわかりませんが、屍を踏みつけてでもオレは爆益を目指すぜ、という方はこちらから口座開設を。
オザワークスでした。
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