オザワークスです。
おかげ様でぼくの米国株CFD投資も丸3年が経ちました。結果はなかなか出ませんが、これからも続けていきたいと思っております。
さて、米国株CFD配当利回りランキング2020年9月号です。
全体的に株価が冴えない中、配当利回りはどうでしょうか。
もくじ
米国株CFD、配当利回りランキング2020年9月
GMOクリック証券のCFDで行う米国個別株と不動産ETFの配当利回りランキングです。
レバレッジ2倍で投資して、金利調整額を差し引いた手取りの配当額で並べてあります。利回りが3%以上の銘柄のみを表示しています。
詳しい投資の条件や利回りの計算方法などはこちらの記事を参照してください。
9月 | シンボル | 銘柄 | 9月 レバ2倍 配当利回り |
8月 レバ2倍 配当利回り |
1 | REM | モーゲージ不動産ETF | 18.76% | 21.70% |
2 | RWX | グローバル(米国除く)不動産ETF | 18.30% | 19.08% |
3 | XOM | エクソン・モービル | 16.60% | 14.00% |
4 | T | AT&T | 14.00% | 12.00% |
5 | CVX | シェブロン | 13.20% | 7.76% |
6 | C | シティグループ | 7.00% | 5.60% |
6 | PFE | ファイザー | 7.00% | 4.40% |
8 | HPQ | HP | 6.40% | 6.80% |
9 | RWO | グローバル不動産ETF | 5.95% | 6.55% |
10 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 5.52% | 5.52% |
11 | BAC | バンク・オブ・アメリカ | 5.44% | 4.76% |
12 | AFL | アフラック | 5.20% | 5.20% |
13 | JPM | JPモルガン・チェース | 4.72% | 4.72% |
14 | CSCO | シスコシステムズ | 4.20% | 3.36% |
15 | KO | コカコーラ | 4.16% | 4.16% |
16 | RTX | レイセオン・テクノロジーズ | 3.84% | 3.84% |
17 | VNQ | 米国リートETF | 3.78% | 3.78% |
18 | MS | モルガン・スタンレー | 3.20% | 3.20% |
米国や欧州でガソリン車禁止の方向へ。石油株は……
9月に入ってから米国株は全体的に不調です。
株価が下がるということは、反対に配当利回りが上昇するということです。
石油株の【XOM】エクソン・モービルと【CVX】シェブロンの配当利回りがすごく上がっています。
株価が下がっているのです。
米国の一部の州や英国などが、2030年代から2040年代には石油を燃料とする自動車の販売を禁止する方針を打ち出しています。
世の流れですね。
エンジン付きの自動車を廃止して電気自動車や燃料電池車に切り替えたとしてどれだけ排ガスを減らせるのか諸説あるようですが、これからも石油産業や自動車産業への厳しい流れは続きそうです。
ちなみにぼくはエンジン付きの自動車やバイクが大好きです。電気自動車なんてつまんない、と思っています。
テレワークでオフィスビルはもう要らない!? 不動産ETFは……
厳しい流れと言えば、不動産ETFの配当利回りが若干下がっています。
これは、去年と比べて今年の配当額が落ちているからです。
今年(2020年)何があったか?
そうですね、コロナがありました。
新型コロナの感染拡大によって世界中でテレワークが定着しつつあります。もちろんそれが可能な職種限定ですが。
在宅勤務の労働者が多くなると、オフィスビルが不要になります。
それはすなわち、オフィスを企業に貸して賃料を得ている不動産屋やそれらの物件に分散投資している不動産ETFの収入が減るということです。
不動産ETFの配当金はそのまま賃料収入ですから、配当金も減となります。
不動産ETFの12月の配当金がカギを握る
この流れも今度とも続いていくと予想されます。
不動産ETFの配当利回りは下がるような気がします。
特に気を付けたいのが、不動産ETFたちの12月の配当額です。
不動産ETFは年4回配当で、そのうち12月の配当だけ突出して多い金額を払う傾向があります。
この冬支払われる12月の配当金がガクッと減るようだと、現在はまだ高利回りを維持している不動産ETFの構図も崩れていくことになります。
やはり、毎回配当ごとに金額のズレが大きいETFと同じ金額が続く個別株とでは、投資のしやすさが違う気がします。
さて、どうなるでしょうか。
といったようなことを気に留めながら、これからも米国株CFDを続けていこうと思います。
米国株CFDに興味のある方は、GMOクリック証券のCFDコーナーをご覧ください。
オザワークスでした。
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