オザワークスです。
GMOクリック証券でできるCFDの米国個別株投資。配当利回りランキング2020年10月号です。
早速行きましょう。
米国株CFD、配当利回りランキング2020年10月
GMOクリック証券で投資できる米国個別株と不動産ETFの配当利回りランキングです。
レバレッジ2倍で投資して、金利調整額を差し引いた手取りの配当利回りが3%を超える銘柄のみ表示しています。
その他細かい投資条件や利回りの計算方法などは、こちらの記事を参照してください。
10月 | シンボル | 銘柄 | 10月 レバ2倍 配当利回り |
9月 レバ2倍 配当利回り |
1 | XOM | エクソン・モービル | 19.92% | 16.60% |
2 | REM | モーゲージ不動産ETF | 18.76% | 18.76% |
3 | RWX | グローバル(米国除く)不動産ETF | 18.30% | 18.30% |
4 | T | AT&T | 14.00% | 14.00% |
5 | CVX | シェブロン | 13.20% | 13.20% |
6 | PFE | ファイザー | 7.00% | 7.00% |
7 | HPQ | HP | 6.40% | 6.40% |
8 | RWO | グローバル不動産ETF | 5.95% | 5.95% |
9 | VZ | ベライゾン・コミュニケーション | 5.64% | 5.52% |
10 | C | シティグループ | 5.44% | 7.00% |
11 | AFL | アフラック | 5.20% | 5.20% |
12 | BAC | バンク・オブ・アメリカ | 5.12% | 5.44% |
12 | IBM | IBM | 5.12% | 2.56% |
14 | VNQ | 米国リートETF | 5.10% | 3.78% |
15 | JPM | JPモルガン・チェース | 4.64% | 4.72% |
16 | KO | コカコーラ | 4.16% | 4.16% |
17 | CSCO | シスコシステムズ | 4.00% | 4.20% |
18 | RTX | レイセオン・テクノロジーズ | 3.84% | 3.84% |
19 | MRK | メルク | 3.72% | 2.48% |
20 | MS | モルガン・スタンレー | 3.04% | 3.20% |
米国株相場は大統領選挙待ち
2020年10月の米国相場は、通常運転。目下の最大イベント、米国大統領選挙の結果待ちでしょう。
これはちょっと嫌な雰囲気出てきてるか?
そんな中で配当利回りの上下も色々あるわけなんですが、石油の【XOM】エクソン・モービル、製薬の【MRK】メルク、不動産ETFの【VNQ】米国リートETF、そして【IBM】IBMあたりの利回りが上昇しています。
これらの銘柄は皆、株価が下がったおかげで一定の投資金額で買える株数が増えて、結果として配当利回りが先月からグンと増えています。
これ見て買い時かどうかは、判断の難しいところでしょう。
それぞれの業界の今後、コロナの影響の今後などを注視する必要があります。
【XOM】エクソン・モービルが驚異の利回り19.92%!
10月の配当利回りランキングは、世界のオイルメジャー【XOM】エクソン・モービルがトップを取りました。
レバレッジ2倍のその配当利回りは、なななんと、19.92%!
1万円で約2万円分のXOM6株を買って持っていれば、1年間で1992円の配当金がもらえる計算です。
10万円で20万円分を買ったら1万9000円。100万円で200万円分なら、配当金だけで年間19万円!
ヨダレがじゅるり。
だが、待ってください。
その19.92%の配当金、1年後もちゃんともらえていますよね?
1年後、配当金がなくなっていたり、ものすごく額が小さくなっているかもしれません。
投資家は、その配当利回りがちゃんと先まで続くのかも考えなければいけません。
赤字決算のXOM。その配当金の持続性は……
この画像を見てください。
これはマネックス証券で見られる、XOMの3ヶ月ごとの業績を表したものです。
赤い色の折れ線グラフが営業利益、つまり石油会社としての儲けを表していまして、2020年に入ってから見事にマイナスにぶっこんでしまっているのがわかると思います。
利益がマイナスということは、赤字経営ということです。
株主に支払われる配当金の源は、利益です。
XOMの長い歴史の中で一時的に赤字ということはあっても、それが長く続けばいかに世界でも指折りの大石油会社XOMといえど配当金を支払うことはできなくなります。
高い配当利回りばかりに気を取られずに、配当の持続性も気にしましょう。
オザワークスでした。
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