オザワークスです。
最近、値上がり街道驀進中のビットコインが気になります。
ぼくだって大儲けしたいのです。
しかし冷静に自分の資産状況を考えてみたとき、そんな訳の分からないもんに手を出している場合ではないとも思います。
今のぼくでは、ビットコインに投資する資格がないのです。
とりあえず、いつもの通り今週の配当から。
(マネックス・特定) $5.81
【EMB】iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF
(マネックス・特定) $5.20
【BBD】ブラデスコ銀行
(SBI・NISA) $1.19
【HYG】iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF
(PayPay・特定) ¥160
(マネックス・特定) $0.60
【BTI】ブリティッシュアメリカンタバコ
(マネックス・特定) $18.62
2020年2月合計 $286.46
2019年2月合計 $295.93
2018年2月合計 $238.97
2017年2月合計 $215.46
2016年2月合計 $263.46
2021年合計 $512.29
2020年合計 $5689.33
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $28391.15
2020年CFD米国株配当合計 ¥18020
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥51254
2021年PayPay証券米国株配当合計 ¥682
2020年PayPay証券米国株配当合計 ¥1086
2019年PayPay証券米国株配当合計 ¥147
2018年PayPay証券米国株配当合計 ¥12
今まで全部PayPay証券米国株配当合計 ¥1927
もくじ
ビットコインの値上がりがヤバい。ゲロ吐きそう
最近ビットコインが気になります。何やらすんごい値上がりしてるらしい。
で、調べてみた。
ビットコインの長期チャート。単位は円。
ゲロ吐きそうなくらいの上がり方。5年間で約100倍、9年前に買っておけば、大体1000倍になっています。
こいつはすげえや。想像しただけでヨダレが出そう。
怖いけど、正直ぼくもこういう「爆益」みたいな経験してみたい。
ビットコインに手を出したい!
だけど、今のぼくにはその資格はありません。
ビットコインに投資する「資格」を持っていないのです。現在のぼくは。
ビットコイン=バクチに手を出していい資格
ビットコインのような実際的な価値があるのかないのかわからない、今後ともその価値が成長するのかどうかもわからないモノに投資する、一言でいえばバクチをするには資格が要ります。
生活を切り詰めてなけなしの貯金でビットコインを買う。
論外です。死にます。
ビットコインの値動きはかなり荒っぽいです。そんなものに生活が懸かっている状態で人は生きることができません。神経がショートしてしまいます。
仮にビットコインが値上がりして大儲けしたとしても、その後、底なしの落とし穴にはまりそうな気がします。
ラッキーは何度も続きません。
お金のない方にはビットコインに投資する資格がないのです。
資産作り中の米国株投資家は有資格者か?
ではこんな人の場合はどうでしょう。
長野県在住のOさん、40歳男性、独身。
Oさんは米国株投資家です。最初は個別株メインで投資していましたが、失敗続きで最近ようやく広く分散された米国株ETFへの投資に切り替え中です。
今後とも米国株ETFを粘り強く買っていくぞ! でもビットコインも気になるなあ。
このOさん、そこそこいい線行っていますが、残念ダメです。ビットコインと戯れる資格はありません。
Oさんの米国株投資は、ETFを中心とした広い分散投資です。
今後も安定した成長が見込まれる米国経済に広く投資する、非常に将来有望な投資です。それはいい。
問題は、そのETFの資産額です。Oさんは現在、ETFの資産額を1000万円にするため毎月給料から米国株を買っています。貯金はあんまりありません。ここが問題です。
米国株ETFで資産を作るのが先。ビットコインは後
Oさんは、将来有望な米国株ETFで1000万円の資産を作るためにせっせと株を買います。それはとても良い投資です。
そのOさんが、米国株ETFの買い付けに疲れて一時ビットコインに浮気する。
それはダメです。
何故なら、ビットコインは米国株と違って将来があるのかどうかわからないからです。バクチです。
まず米国株ETFで1000万円の手堅い資産を作った後、バクチの味を知りましょう。
バクチは、勝てればラッキー、でも負けることも多いはずです。
1000万円の米国株ETFの資産があれば、バクチで負けても1000万円の米国株ETFは残るのです。実質負けていない。
これは単純に優先順位の話なのです。
負けても良い資金がある人だけ
もっと丁寧にするならば、1000万円のETF資産を作った後、200万円くらいのある程度まとまった資金を作ってから、それからバクチに手を出しましょう。
200万円の余剰資金は、フレキシブルな予備費です。
手堅いETFとは別に、これと思う個別株を買ってもいいし、株の暴落時にここぞというタイミングで仕掛けてもいい。もちろんビットコインで勝負するのもアリです。
そういう柔軟な資金は、用意しておくと心強い。
残念ながらOさんには、そのようなまとまった資金がありません。
ですのでビットコインに近づく資格がないのです。
米国株でお金持ちになってから、ギャンブルで遊ぶ
厳しいな。
そんなわけで、ビットコインに投資しても良い人って限られてくると思います。
ハッキリ言ってお金が余っている人向けですね。バクチなので。
ぼくもそうですが、お金がない人、生活に余裕のない人、資産の十分ない人はやめておいたほうが良いでしょう。
ビットコインCFDとか冗談でも言ってはいけない。悪魔の所業よ。
お金持ちになってから、カジノで遊びましょう。それまではダサくてもコツコツETFを買うのみです。
そもそもビットコインに価値はあるのか?
米国の電気自動車専門メーカー【TSLA】テスラが、ビットコインに15億ドル投資したとか最近話題になっています。
でもなんか変。自動車会社が、どうして特定の通貨をそんなに買うのか。
こういうニュースからもビットコインが通貨としてではなく、ある種の金とか銀とかの貴金属的な見方をされていることがうかがえます。
ビットコインの通貨としての使用価値は、ないですね。ゼロです。一向に定着しそうな気配がない。
当のテスラでは、自動車購入代金の支払いにビットコインが使えるそうですが、毎時で価値がコロッコロ変わるもので支払いなんてできるわけがない。
ある種の貴金属的な見方をされていると言いましたけどこれも間違いで、金や銀はまさに物質としての金や銀がこの世界にあるわけですが、対してビットコインはどうなのか。
その値段を裏付けるものが何もないんですよね。
日本円や米ドルは、まさに日本の経済圏で米国や世界中で毎日使われていて、みんながその価値を信じるから、通貨としての価値があるのです。もちろん政府や中央銀行の存在も大きい。
ビットコインは、どこに価値があるのかもわからないし、実際使えもしない。
でも何だか知らなけれど、価格は上がっている。
上がるから上がるんだ、みたいな話になっているっぽい。
こうやって書けば書くほど、正体不明の存在。
それがビットコイン。
資格のないオザワークスでした。
(SBI・NISA) $1.59
【PFF】iシェアーズ米国優先株式&インカム証券ETF
(SBI・NISA) $6.75
【LQD】iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
(SBI・NISA) $4.82
【JNK】SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF
(SBI・NISA) $7.28
【IGIB】iシェアーズ米ドル建て中期社債ETF
(SBI・NISA) $4.27
【HYG】iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF
(SBI・NISA) $8.60
【EMB】iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF
(SBI・NISA) $6.51
【AGG】iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF
(SBI・NISA) $3.46
【XOM】エクソン・モービル
(GMOクリック・CFD) ¥820
【IBM】IBM
(GMOクリック・CFD) ¥310