オザワークスです。
ぼくだって米国株投資家の端くれです。
なんかの蜂のことだけじゃなく、たまには米国市場の今後の展開を読んてみようと思います。
ズバリ、今は株価が回復してきているけれど、そこから一回下がって2023年に入ってから本格的な上昇カーブを描くとぼくは思います。
米国株回復の正体
最近、米国株の株価が元気いいです。
2022年に入ってからずっと下がっていて、一時はダウ平均で3万ドルを割り込んだりもしていたのが、気が付けば3万3000ドル手前まで戻ってきました。
やっぱり株価の調子が良いとなんとなく気分もいいもんですね。
ここ最近の米国株の復調の理由は以前の記事で書きました。
先走りというか、勘違いと言ってもいいかもしれませんね。
またそれが株式相場というものでもあります。
2種類ある株価の上昇
ではこの株価の値上がりが以前の最高値、ダウ平均で言えば3万6000ドルくらいまで戻るのかというと、ぼくはそれはないと考えています。
そこまで楽観できないです。
考えてみてください。
株ってどうして上がるのかというと、企業の業績が良くなる、つまりは経済が成長するからです。
それが王道なんです。
米国経済は長期的に安定した成長をしてきました。
だからこれまで米国株は上がって来たんです。
ですが今起こっている株価の値上がりは、変化球です。
米国の景気が悪くなった、悪くなったのだから利上げは早期に終わるはずだ、という情報と期待で株価だけが上がっている。
それはやっぱりちょっと変。
だって現に利上げが終わるなんていう確定情報はないし、利上げを行っている偉い人たちは「ガンガンやるぜ!」と言っています。
この先、投資家たちの期待(願望)通りに物事が進む保証はどこにもありません。
今は、この半年間株価がじりじりと下がり続けてたまっていた投資家たちのフラストレーションが、軽く爆発しているだけではないかとぼくは思います。
そのうちに「ハッ!」と我に返ってまた株を売り始めるような気がしてなりません。
あくまで反射的な株価の上昇だと思う。
株価爆発は2023年に入ってから
だから、多分またしばらくして株価は下がりますよ。
秋ぐらいかな?
「ちょっとちょっと~、利上げ全然終わんないじゃーん。話と違う~」てなもんです。
そこで一回投資家たちの期待が崩れます。
株価も崩れます。
その後、米国のインフレ率次第ですが、利上げはどこかのタイミングで必ず終わりを迎えます。
年末、とか?
米国株の本格的な上昇はそこからなんじゃないでしょうか。
つまり、2023年に入ってから。
そこから本格的に最高値更新、ダウ平均4万ドル突破、なんていうのはさすがに出来過ぎですが、流れとしてはそんな感じになるとぼくは思います。
上がっても下がっても「ヨシ」の米国株
もちろん、これはぼくの単なる個人的な妄想であり、米国株が今のプチ上昇からそのままガチ上昇の流れに乗って最高値更新になる可能性も全然あります。
でも、そうなったらそうなったで全然いいじゃないですか。
ぼくも皆さんも米国株ホルダー、株価が予想とは違った上がり方をしても「上がりは上がり」ですから構わないはずです。
逆にここから急転直下で株価がズンドコまで下がってしまう可能性もあります。
ですが、そうなったらそうなったで今度はより安く買えるわけですからそれでもいい。
長期で考えれば値上がりが期待できる米国株に投資する我々のメンタルを折ることは、どのような展開になっても難しい。
いやはや、米国株はやっぱり強いなあ。
オザワークスでした。
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