オザワークスです。
気が付けばもう11月も終わり。
2025年のNISA戦略を決めとかないといけない時期になりました。
なので、決めます。
旧NISAと新NISA
最近投資を始めた方にはピンと来ないかもしれませんが、昔は旧NISAというものがありまして、ぼくなどはそちらで一生懸命投資をしたものです。
今の新しいNISAと違って旧NISAは非課税の期間が5年間と決まっています。
2020年に旧NISA口座で投資した米国株やETFたちがもう、2024年いっぱいで非課税期間が終わってしまうんですね。
早いもんですねえ。
旧NISAでの非課税期間が終わると現行の新NISAへの引継ぎはなく、保有していた資産は特定口座のほうへと自動的に移動させられます。
なので、旧NISAから新NISAへ非課税期間を引き継がせたければ、自分で移動する必要があるんですね。
しかし、旧NISAでは投資できたのに新NISAでは投資できない銘柄とかもあるので色々考えることがあって面倒なのです。
でもここまで非課税で育ててきた自分の資産が特定口座に移されるのも嫌なので、やるしかないのです。
債券ETFは新NISAで投資できない
はい、ぼくが2020年の旧NISA口座で投資した銘柄は以下になります。
コイツらの非課税期間が2024年いっぱいで終わるのです。
銘柄 | 株数 |
【BBD】ブラデスコ銀行 | 150 |
【HYG】iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF | 10 |
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1 | 10 |
【VOO】バンガードS&P500ETF | 10 |
【XLE】エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド | 20 |
まず、【HYG】iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETFです。
HYGは債券ETFで、債券ETFは新NISAで投資することができないため、HYGに関してはこのまま放置します。
2025年になると自動的に特定口座での預かりになりますので、来年からはそこで働いてもらいましょう。
これはしょうがないですね。
他のBBD、QQQ、VOO、XLEは手動での新NISA入りを目指します。
旧NISAから新NISAへの移行方法
旧NISA組の具体的な新NISAへの移動はこうです。
とりあえず、2025年になるまで待ちます。
そうすると旧NISAの銘柄たちが特定口座へと移されるので、移されたその日に売却します。
特定口座だと売却時に利益が出た場合税金が発生してしまいますが、まあ心配ないです。
旧NISAから特定口座へ自動的に移されるときに、それぞれの銘柄の取得価格が移されたそのときの株価に変わるので、移されたその日のうちに売り払ってしまえば、余程激しい株価の変動がない限りほとんど儲けも損もありません。
そうして特定口座で売り払った旧NISA組を同じ株数だけ今度は新NISAで買付します。
これで、旧NISAでは期限付きだった非課税期間も無期限になるって話ですよ。
まあ多少の取引手数料はかかりますけどね。
特定口座特有の問題
しかし、問題が。
旧NISAで保有しているQQQです。
ぼくは特定口座でもQQQを保有していて、それにはかなりの含み益が乗っているので困るのです。
旧NISAのQQQが2025年になり特定口座へと移されると、前から特定口座にあったQQQと混ぜられて、取得価格が今よりもずっと低い株価になってしまいます。
で、その特定口座のQQQを旧NISAの分だけ売ろうとしても、今度は含み益があるため税金が発生してしまうのです。
これは投資家として面白くない。
この問題を回避する方法は、旧NISAのQQQを2024年の年末に、まだ非課税期間のうちに売却して、2025年になったら新NISAで買い直すしかないですね。
数日間の株価の変動が怖いですが、まあしゃーないっすわ。
せっかくの非課税制度しっかり使い切ろう
旧NISAの非課税枠の上限が年120万円だったのに対して、新NISA(成長投資枠)の上限は年240万円です。
旧NISA組の面々はこの5年間で株価も上がってボリュームが増してはいますが、さすがに2倍の240万円をすべて埋めるほどではないです。
せっかく新NISAの非課税枠がまだ空いているなら、何かで埋めて行こうと思っています。
来年、2025年に非課税期間が終わってしまう旧NISAの2025年組の一部を1年早く売却して新NISAへぶち込むのもいいですね。
どうせ来年末には非課税期間が切れるし。
と思って調べたら、ぼくの保有する2025年末で非課税期間の終わる旧NISA組はそろいもそろって全銘柄が新NISAで投資できない銘柄でした。
こんなことがあるのか。
……まあ、なんか考えましょう。こうなれば2026年組を早期売却してもいいですしね。
どちらにしても新NISA口座を遊ばせてはおかないつもりです。
2024年ー2025年のぼくのNISA戦略はこんなところです。
オザワークスでした。
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