新年、あけましておめでとうございます。オザワークスです。今年もよろしくおねがいします。
さあ、2019年が始まりました。今年も楽しくハッピーに生きていきたいものですが、どうも様々な方面で雲行きが怪しいようです。米国、中国、ヨーロッパ、そして日本。世界中でちぐはぐな動きが広がっています。
2019年、一体世界はどうなってしまうのでしょうか。
そして、手筋の個人的な配当目標なども書いていきます。
もくじ
2019年は一体どうなっちゃうの? まず米国は利上げが最大の課題だけど、一番マシ
結論から言えば、2019年の世界経済は見通し暗いです。良くなる要素が何もない。株価は良くて横ばい、普通で下り坂、悪いとガタガタになる気がします。行く末を決めるのは、各国の政府と中央銀行ですね。
まずは米国ですけど、米国は一番マシです。気になるのは利上げのゆくえだけですね。今後も淡々と利上げしていくのか、マーケットや大統領、一般の国民が求めるように利上げの手を緩めたり止めたりするのか。そこですね。
もしもFRB(米国の日銀)がそこのところをこれ以上間違えると、崩れかねません。いや、株価もですけど、米国の実体経済が。米国民の消費は株価の上下にかなり左右されるそうなので、FRB責任重大だな、と。
で、もし世界で一番マシな米国経済がお腹を壊すと、これまで米国の好景気に頼って生きてきた以下のゴミどもは、総崩れとなります。
八方塞がりの中国
中国は、短期的にも中長期的にも大変厳しい。短期的には米国の覇権に挑戦する(中国製造2025)などという無茶な目的を持ってしまったために、怒った米国に潰されます。
潰されるというか、ファーウェイの件などに見られるように、中国の製品やサービスを自由主義経済からとことん排除する方向へ行きそうです。
一言でいえば、ハブ、ですね。もちろんそれを主導しているのは米国です。
ハイテク技術の他にも人権や為替など、中国には突っ込みどころが山程あります。今まではか弱い発展途上国として大目に見てもらえたことも、今後は許されないでしょう。
この中国との覇権争いに関しては、米国とて必死です。何より米国自身の安全保障が懸かっていますからね。5Gなども絶対に譲れないところです。
一方、中国の長期的な問題点は、深刻な少子高齢化です。中国のそれは日本以上で、中国には時間がありません。中国の悲劇は、国が豊かになりきる前に老化現象が始まってしまった点です。オワコンというやつです。
適当に予言しておくと、今年か来年あたり、習近平死ぬかも。
それくらい上手くいってません。内部はガタガタで何やらよくわからない勢力が、いくつも蠢いています。中国に関しては、どうにかする手立てがないですね。もう投了でしょう。
そんな中国に幸あれ!
自縄自縛に苦しむヨーロッパ
ヨーロッパはまたひどい。こちらはEUという仕組みそのものが最大の癌です。というか、ECB(EUの日銀)ですね。こいつがどういうわけかどんな状況でも金融引き締めに走るので、EUはずっとデフレです。
フランスやドイツなどEUの通貨ユーロを採用した諸国は、自分の意志で金融政策を打てません。自国がどんなに不景気でも、日本がそうしているように金融緩和して景気を浮揚できないのです。
バカです。自国通貨を放棄した時点で、あれらは国家であることをも放棄したに等しいのです。
そこへいくと英国さんは多少は利口だったのですが、こちらはこちらでEUから出るの出ないのでまだ揉めています。個人的にはさっさと抜けて自立したほうが、長期的に見て英国のためになると思うのですが。手足を縛られたままEUにとどまるよりかはマシ。
あとヨーロッパで問題なのは、移民のこと。目先の利益だけを見て軽々しく移民を入れてしまったがために、国の形が壊れてしまいました。もはや我々がヨーロッパ人と聞いて想像する、いわゆる白人の国ではありません。
その移民が、ヨーロッパの雇用や治安に大きな影響を与えます。自分の国が一体どうなるのか、国民は分断混乱し、社会は不安定化します。フランスで起こった暴動にはそういう背景もあります。
EUという壮大な実験に苦しみ続けるヨーロッパ。苦しんでいるだけで結果は見えず、だったら実験を止めるというのも一つの手だと思うのですが。もともとはみんなバラバラだったんだし。
ヨーロッパの停滞も末永く続きそうです。そこへ米国発の世界的景気後退がガツンとやって来る。ますますどんより。ドイツ・フランスが中国とズブズブというのもマイナス。早く手を切れ。
チャンスを不意にする日本
日本ですが、やはり消費増税を止めること。延期ではなく、中止。できたら減税するべき。これから世界経済がおかしくなるのに自ら増税して一足早く景気悪くするとか、どんな罰ゲームだよ。
2020年には東京オリンピックも終わって、完全に潮が引く。そこへちょうどタイミングよく米国の不況がっ。終わりだ。
それでも日本は、相対的に中国やEU諸国に比べてまだマシなはずなんですよ。共産党の一党独裁体制を守らなければいけないわけでもないし、ユーロみたいな通貨の縛りもない。自分で金融政策と財政政策をいくらでも国債発行して打てるのに。
でも、それはしない。シャッキンガーのせいでね。すごくもったいない話。
安倍さん憲法改正とか言ってるけど、景気悪くなったらそんなの絶対通らないからね。憲法改正するためだけに消費増税やめて、マジで! ああ、春に増税が正式決定して、夏の参院選で与党惨敗、安倍政権終了が目に浮かぶ。
そこへ、トランプショックだかパウエルショックだか、はたまた中国ショックなのかわからないけど、何らかのショックが来て試合終了ですよ。ぼくたち国民はまた一段と貧乏になる。
2018年末には日経平均は3万円になる、とか言ってた人がいたけど、ちょっと出て来いって話です。
世界経済の行く末は、米国の金利が決める
そんな感じで世界経済の先行きは不安定です。世界各地に地雷が多数埋まっていて、どれがいつ爆発するのかわからない状況です。
しかし、そんな中でもカギを握るのはやはり米国の金利だと思います。パウエルのハゲが、利上げのペースをもう少し考えるのか否かでかなり全世界が変わるでしょう。やはり世界経済の中心には米国があるのですね。
ちなみに、FRBの議長ジェローム・パウエル氏は全然ハゲていません。
ていうか、FRBの前々議長であるベン・バーナンキ氏の金利操作が神懸かり過ぎていた、と言うべきか。彼の存在なくして、米国経済がリーマンショックからあれほど早期に立ち直ることはなかったでしょう。それくらい金利って重要なものです。
ちなみに、バーナンキはハゲています。
……ということは……ちょっと行って、パウエルの毛むしるか! すべて! それで有能になるなら安いもんだ。
……コホン、それくらい髪って重要なものなんです。
世界経済の不調を受けて自分はどう行動する?
で、そんな不穏な2019年、自分はどう行動するのか。
決まってます。株を買います。
世界経済がどうであろうが、今まで通り、米国株をコツコツ買っていきます。
何の意外性もなくてごめんなさいね。
でもこれでいいんです。世界は多大な問題を抱えてはいますが、今までもそれは乗り越えてきました。これからもきっとそうでしょう。ただし、中国は除外しますが。
もちろんその途中では、自分も含めた世界中の投資家が小さくないダメージを食らうでしょう。でもそれも含めて投資です。
これからの世界経済に何かが起こる。でもいつ起こるのかまでは、正確にわかりません。だったらぼくはそれ以上考えるのはやめます。
アタマをカラにして、いや、元々カラみたいなものかもしれないけれど、コツコツ株を買う。何のために? 配当金という不労所得を増やすため。ぼくにあるのはその目的意識だけです。
2019年の配当目標
1年間に受け取るドル建ての配当金を5000ドル以上にする。
同日本円の配当を2万円以上にする。
不労所得全体で60万円以上を目指す。
うーん、60万円はちと厳しい目標かも。まあ、届いたらラッキーくらいの気持ちで。
さあて、2019年も無理せずマイペースで楽しみながら、米国株を買って買って買って、そして買うよ! 投資辞めないよ!
眩しい御来光を全身に浴びながら、オザワークスでした。
ウソです、今年もよろしく。
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