今週の配当12月第3週　投資する者しない者、米国株が上がるたびに思い知らされるこの世界の残酷さ

オザワークスです。

米国株投資を始めてもう10年。

投資を知る前は世界がどう見えていたのか、すっかり忘れてしまったなあ。

今週もとりあえず配当から。

米国株が上がりまくりの一週間

いや～、今週は米国株が実によく上がりました。

良き良き。

特に水曜日の夜ですか。

ダウ平均が史上初めて3万7000ドルを超えた日は、ぼくも大きく資産を増やしました。

ま、ちょっと円高が悪さして、円換算の資産額は思ったほどには増えちゃあいませんがね。

でもドル建ての資産はグイグイ伸びました。

今週は米国株に投資している人で儲けてない人は恐らくいないでしょう。

この世界の残酷さ

しかし、米国株がこれだけ上がっているのに投資をしていない人には、まったく何にもその恩恵はありません。

当たり前ですけどね。

ぼくが1日で100万円とか儲けても、株を持っていない人は0円です。

改めてそのことを考えてみてください。

この世界ってとんでもなく残酷だと思いませんか？

一方では1日で100万円も資産が増えているのにもう一方ではまったく何もなく、投資家たちがまさに今夜儲けているそのことすら知らない。

えげつないとぼくは思いますよ。

持てる者と持たざる者、格差社会とか色々聞きますけど、エグすぎますってこんなの。

持たざる者の群れの中で

ぼくは夜勤者です。

ダウが3万7000ドルを超えたその日も夜勤でした。

仕事の休憩時間に株価を確認するとべらぼうに上げていて、休憩後ぼくは嬉しさを噛みしめながら朝まで仕事をしました。

ぼくの同僚たちに投資家は1人を除いていません。

み～んな貧乏労働者です。

ぼくはその日だけで資産が100万円増えました。

けれど、同僚たちはまったく1円も増えていません。

彼らは何も知らずにその日も一生懸命働いていました。

その光景を見ているとぼくはなんだか脳が混乱してきます。

何なんだ、これは？　と。

ぼくは何を見ているんだ？　この世界は一体何なのだ？　と目の前の光景がわからなくなってしまうのです。

乾いた笑いが漏れました。

世界ってヤベえ、と。

離れていく、こちら側とあちら側

明らかに、こちら側とあちら側があります。

もう世界が違うんですよ。

見えているもの、知っていること、考えていること、もちろんその結果としての資産額。

明確に、こちら側の世界とあちら側の世界があります。

ぼくも、かつてはあちら側の住人でした。

でもそれが嫌で嫌で、必死に努力してこちら側に踏み込みました。

こちら側から見えるあちら側の彼らは、10年前と何も変わらず、貧しく、純然たるあちら側のままです。

きっとそれはこれからも変わらないのでしょう。

正直、何も知らなかったあちら側の時代を懐かしく思うこともあります。

ですが、もう絶対に二度とあちら側には戻りたくありません。

今日、またこちら側とあちら側の距離は離れました。

今はまだ見えているあちら側。

いずれは目を凝らしても見えないくらいに離れてしまうのだろうな、と思ってしまうぼくはきっと弱い人間なのでしょう。

世界って残酷です。

それを嫌というほど思い知った一週間でした。

オザワークスでした。

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