オザワークスです。
ぼくはぜんぜん詳しくないんだけど、楽天グループで色々使える楽天ポイント。
その楽天ポイントを楽天に預けるだけで毎月利息がもらえる新サービスが始まったようです。
その名も「楽天ポイント利息」。
そのまんま。
ポイントを預けると利息が付く?
そもそも利息って何だっけ?
楽天ポイント利息スタート!
はい、楽天グループの新サービス「楽天ポイント利息」始まってますよ。
⇒楽天公式「楽天ポイント利息」
なんと、ポイントを預けておくだけで毎月ポイントの利息がもらえます。
利率は、年利0.1%以上、だそうです。
しかも元本保証。
さらに必要とあらばいつでもポイントを引き出して使うこともできます。
わお! まるでポイントの銀行だネ!
米国株投資家、ポイント利息サービスに頭が混乱する
いやいや待て待て、頭が混乱する。
相手はポイントだぞ。
預けたからって利息が付くわけないじゃないか。
お金とは違うんだぞ。
……と、いう具合にこのポイント利息サービスを初めて見たときぼくは少々混乱しました。
「ポイント」と「利息」、この2つの言葉があまりにも結び付かなかったからです。
さすがのぼくでもポイントを預かってそれに利息をつけてやろう、などというサービスは夢にも思いつきませんでした。
だって、そもそもポイントにはどうやったって利息が付くわけがないんだもの。
利息って何だっけ?
そもそも銀行預金の利息って、あれは利用者からお金を預かって、その預かったお金を誰かに貸し出したり投資したりして……って同じか、ともかく何らかの形で運用をして得た利益の一部を利用者に還元しているものです。
何もないところから利息が湧いてくるわけではないのです。
で、今景気は基本的に良くないでしょ?
景気が悪いので銀行としても預かったお金を上手いこと運用できないわけですよ。
その運用による利益が少ないから、銀行預金の利率はほとんど意味がないほど低くなっているんですね。
実態は利息じゃない!
で、ポイント利息サービスだ。
これはどういう「利息」なんだ?
簡単に言うとこれは利息でも何でもなく、ただ楽天がポイントを預けた人に新たにポイントを与えているだけです。
それを「利息」と言っているだけなんですね。
まさか楽天が裏で預かったポイントを楽天グループ内で運用している、ということはないでしょう。
どうやるんだ? 以下、妄想。
楽天ポイントだけで生きていけるか?
例えば、楽天建築というサービスがあるとする。
そして家を建てたい人がいるとする。
家を建てたい人は、楽天建築で家を建てるにあたって楽天からポイントの融資を受ける。35年ローンを組んでポイントを借りるのだ。
返済は日本円でもポイントでもどちらでも良いけど、金利の支払は当然発生する。これがポイント利息の原資になるポイントで運用した利益だ。
こんな感じで楽天経済圏内で楽天が銀行として通貨「楽天ポイント」を運用していけば、意外となんとかなるかもしれない気がしてきました。
問題はやっぱり日本円とのレートだな。
1ポイント=1円という固定相場制なのでいずれはインチキのひずみが出てくる。
ここをどうにかしないと真の独立国家とは言えないな。
……あれ? 話が違ってきている?
「利息」呼びには違和感しかない
どうも、妄想が過ぎました。
まあ、ポイントの「利息」と言ったって、楽天が他で儲けた利益の一部をユーザーに還元しているだけです。
本音は、「これからももっともっと楽天を使ってね!」これです。
でもぼくはどうにもこの「利息」って言い方にどうにも引っかかるなあ。実際利息じゃないし。
大多数の人はこの「利息」呼びに何の違和感も疑問も感じないのかなあ?
だとするとなんかそっちのほうがより根深い問題な気がします。
日本国民の金融への目覚めは、遠いなあ。
そんなことを思う秋です。
オザワークスでした。
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