オザワークスです。
今やだれもが知ってる米国製薬大手の【PFE】ファイザー。
最近ファイザーの株価が上がりだしてちょっと驚いています。
そしていつものことですが、どうして今ファイザーが上がるのか全然わからない。
株価はいつだって不思議です。
ファイザー、立つ!
まずはこれをご覧あれ。
【PFE】ファイザーのここ1年の株価の推移です。
ファイザー君は元々株価の変動があまりない銘柄で、何があろうと30ドル~40ドルくらいの間をウロウロしているばかりでした。
それがほれ、7月の後半あたりから株価がニョキニョキ伸び始め、ついに45ドルを突破してしまいました。
一体彼に何があったのか?
ワクチンの売り上げが好調。でもそんなの予想できるだろ?
どうも7月に発表した決算がなかなか良かったようです。それで市場が反応しているのですね。
やっぱりコロナワクチンの売上がすごいみたいです。なんたって全人類が打ちますからね。
4月~6月のファイザーの総売上げ約190億ドルのうち、ワクチンの売上げが78億ドルと半分近くも占めています。すげえ金額だ。
でもそれって前からわかっていたことじゃないですか。
それでどうして今ファイザーの株価が上がるのかわかんないんですよ。
株価は半年先を読む、と言います。
現実世界での動向よりも株価は半年早く上下するという意味です。
この法則に反していると思うんですよねえ。
ワクチンを打ち始めた半年前に株価が上がってもいいと思うのだが…
もう一度ファイザーのチャートを見てください。
2020年の年末くらいに一度株価が上がっていますよね。
このあたりでちょうどワクチンが出来上がり、打ち始めた頃ですよ。
日本にいる我々も「とうとうワクチン出来たかー!」と世界を駆け巡ったニュースを見ていたはずです。
そのタイミングで株価がもりもり上がるのが、本来のアレなんじゃないの? とぼくのような素人は考えてしまうのですが、そのときはちょっと上がっただけですぐに戻してしまいました。
その後、3月に入ってダウ平均やS&P500は狂ったように上昇を続けているのを横目にファイザーの株価は逆に下がっていく始末。
で、8月の今上がるという……。
解せぬわあ。
結局、個別株の株価なんて読めないね
コロナでメチャメチャにされた世の中が、ファイザーのワクチンのおかげで確実に回復していくことがわかっているのにファイザーの株価は反応せず。春頃ですね。
しかし同時期には、ワクチンでコロナの終わりが見えたとダウやS&P500はグングン上がって行く。
どういうことなんでしょうか?
まあ、個別株の株価なんて全然読めないねっていういい例ですね。
素人は企業の業績がどうのこうのとかは言わず、大人しくダウやS&P500に投資していたほうが良いみたいです。
オザワークスでした。
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