オザワークスです。
新しいビジネスを思い付きました。
担い手不足にあえぐ地方のお祭り専門で人材を派遣する派遣会社です。
これは新しい。
そして時代にマッチしている。
担い手不足で消滅していく地方のお祭り
ローカル局のニュース番組等で最近耳にするのが、地方のお祭りとかの伝統的な行事の担い手不足という話。
基本的に日本全国少子高齢化で特に地方の過疎化はひどいものです。
年寄りばかりで若い人はだ~れもいません。
なので、最近では地方のお祭りの参加者が集まらず、伝統的なお祭り・行事の開催を断念するところが出てきているそうです。
そうなると地域の伝統や文化そのものが途切れてしまうことにもなるので、これが今問題となっているのです。
ど~すべかな、と。
お祭り専門の人材派遣会社という発想
しかし、ぼくはこの問題に解決策を思い付きました。
地域が過疎化してお祭りの参加者が集まらないのだったら、他から人材を派遣すればいいんですよ。
お祭りや行事専門の派遣会社を作ればいいんです。
このビジネスのスキームはこう。
お祭りをやりたくても人手が足らない地域が、お祭り専門の派遣会社に人材の派遣を依頼する。
派遣会社は依頼された地域へ人材を派遣する。
派遣された人材は現地でお祭りの練習講習などを受けたのちにお祭り本番にも参加する。
お祭りが盛り上がる。
伝統あるお祭りを続けたい・残したい地域は(お金が必要ではあるが)それができて満足。
派遣会社は人材派遣できてガッポガッポ。
派遣された人も無事お金がもらえて満足満足。
ほら、誰も損しない。
素晴らしい派遣ビジネスですね。
地方のお祭りを派遣社員で回していく時代
いやこれ、ギャグのつもりで書き始めたんだけど、マジでいけるかもな。
特に派遣会社に支払う代金を地域単体で捻出するのが難しいことが多いように思う。
そういう場合は地方自治体なんかも巻き込んでさ、地域の伝統・文化を守るとかなんとか言って補助金を引っ張り出すんですよ。
まあ、税金ですけどね。
ほら、お祭りが盛り上がれば観光客も呼べるとかなんとか、言い方なんていくらでもある。
要は、実質市町村に雇われた部外者が、地域のお祭りの中心的な担い手となっていく。
これが現実なんじゃないでしょうか。
これが嫌なら、お祭り自体が消滅する。
もうそこまで来ているんですよ、過疎化が。
地域の伝統のお祭りは、派遣社員で回していくんです。
お祭りの開催自体を派遣会社で請け負うことも
さらに踏み込んで、お祭りの開催自体を派遣会社のほうで請け負う、という方法もあり得ますね。
もう、参加者が全員派遣社員のお祭りです。
当然、まだお祭りが地元民によって運営されていた頃の特色なんかはできるだけ残すようにはしますよ。
ただしこちらもビジネスなんで、コスト管理は当然やります。
株主の利益を最大化するために会社はありますから。
コストカットしつつ、往時のお祭りの再現をしつつ、お客も呼びつつ、利益を最大化する。
それは、そうまでしてやるだけの価値あるお祭りなのか。
伝統とは一体何なのか。
寒い時代になりましたなあ。
オザワークスでした。
コメントを残す