オザワークスです。
コロナで配当投資が崩壊して、その後ぼくは力強い米国株ETFを投資の主軸に据えようと日々ETFを買っています。
その様はまるで、身体がたるみ切った中年男性が肉体改造に向けて日夜トレーニングを続けるかのごとくです。
そうして手に入れるのは、株価の暴落にも減配・無配転落にもびくともしない「筋肉質」なポートフォリオです。
コロナでへこたれてしまった元配当投資家さん、ぼくと一緒に「オザップ」してみませんか?
結果にコミットする前に、まずは今週の配当から。
(マネックス・特定) $27.23
【RY】ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
(マネックス・特定) $14.66
2019年8月合計 $364.65
2018年8月合計 $332.05
2017年8月合計 $350.19
2016年8月合計 $221.20
2020年合計 $3643.03
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $25832.56
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥42546
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥433
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥592
筋肉質なポートフォリオとは
2020年春のコロナショック以後、ポートフォリオを筋肉質にしなければ、と考えています。
ポートフォリオとは、自分の保有株の組み合わせというか一覧みたいなもの。
それを「筋肉質」にするとは?
一言でいえば、コロナショックのような暴落やコロナ不況でも潰れてしまうことのないような筋肉を持ったポートフォリオに改造していこう、というものです。
コロナによる高配当株投資の終焉
配当金狙いの投資なら株価なんていくら下がっても平気、関係ない。
ぼくはそんなふうに考えていましたが、コロナショックで一変しました。
株価が下がるのは仕方がないとしても、減配したり無配に転落する企業が続出したのです。
2020年に減配・無配転落した企業一覧(保有株)
シンボル | 銘柄 | 内容 |
BP | BP | $0.60⇒$0.31 |
RDS.B | ロイヤル・ダッチ・シェル | $0.94⇒$0.32 |
HSBC | HSBCホールディングス | $0.50⇒無配 |
LVS | ラスベガス・サンズ | $0.79⇒無配 |
OXY | オクシデンタル・ペトロリアム | $0.79⇒$0.01 |
CNP | センターポイント・エナジー | $0.29⇒$0.15 |
KSS | コールズ | $0.70⇒無配 |
SAN | バンコ・サンタンデール | $0.11⇒無配 |
GM | ゼネラル・モーターズ | $0.38⇒無配 |
TPR | タペストリー | $0.33⇒無配 |
F | フォード・モーター | $0.15⇒無配 |
GPS | ギャップ | $0.24⇒無配 |
WFC | ウェルズ・ファーゴ | $0.51⇒$0.10 |
NOV | ナショナル・オイルウェル・バーコ | $0.05⇒無配 |
それはそうで、コロナがいつ治まるかわからない状況では経済活動自体が委縮気味であり、それが企業の業績を押し下げます。
儲かっていない以上は、配当など支払ってはいられない。
コロナ以前、ぼくは自分のポートフォリオがそこそこの粘り強さを持っていると考えていましたが、蓋を開けてみれば頼りの配当金はボコボコにされてしまいました。
これば連続増配銘柄の配当貴族等でも基本的には変わりません。
何せ連続増配34年の【XOM】エクソン・モービルが2020年の増配を見送り、それどころか減配に転じる気配さえあるのですから。
個別株の配当は、案外脆い。なので、株価が下がっても配当さえ貰えてれば~などという投資戦略自体が成立しないものだったのです。
ぼくはコロナによって方針の転換を迫られました。
たどり着いたのは、米国株のマッスルETF
そうしてたどり着いた結論が、米国株に広く分散されたETFへの投資です。
具体的には、
- 【VOO】バンガードS&P500ETF
- 【SPY】SPDR S&P500ETF
- 【IVV】iシェアーズ・コアS&P500ETF
- 【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
- 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
- 【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
- 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストック
このあたり。
コロナショックで米国株は全般的に暴落しましたが、戻るのも早い。
コロナ以後、いくつかの銘柄が無配になったりとしましたが、米国株のすべてが減配・無配になるわけではない。
個別の銘柄ではなく、米国株の全体へと投資することによって、穴のない強靭で「筋肉質」なポートフォリオを手に入れることができる、とぼくは考えています。
筋肉質なポートフォリオとは、そういう意味です。
個々の弱さを全体の強さで補うのですね。
最初にETFで筋肉を作ってから、個別株に挑む
上に挙げたETFへの投資は、適度に引き締まった筋肉質な投資であるので負けはありません。
ただ、投資の成果はどこまで行っても平均点です。それ以上の結果は出ない。
例えば、この1年間で株価が10倍になった米国の電気自動車専門のメーカー【TSLA】テスラなどへの投資のような、飛びぬけた成果はETFでは期待できないのです。
個別株は所詮、バクチです。
大体の投資家はそれで損します。
順番。まずは筋肉質でバランスの良いETFで1000万円ほどの資産を作ります。
決して負けることのない、崩れることのない強固な資産を作っておいてから、個別株なりバクチをやりましょう。
そうしておけば、例えバクチで損をしようともまだ手付かずの筋肉質な資産が残ります。
この順番が大切だと思います。
コツコツ肉体改造中
当初のぼくはこの順番を知らずに個別株から手を出してしまったがために、コロナショックでポートフォリオが崩壊する憂き目に遭いました。
そして今は、考えを改め、コツコツと自分のポートフォリオの肉体改造中です。
SBI証券、マネックス証券、楽天証券の米国株3証券で上記の7ETFをすべて買うという目標を立てて、マイペースに実行中です。
ポートフォリオ肉体改造進捗表(カッコ内が目標買い付け株数)
シンボル | 合計 | マネックス | SBI | 楽天 | 進捗率 |
QQQ | 13 (30) |
2 (10) |
10 (10) |
1 (10) |
43% |
VOO | 10 (30) |
(10) | 10 (10) |
(10) | 33% |
IVV | (30) | (10) | (10) | (10) | 0% |
SPY | 10 (30) |
(10) | 10 (10) |
(10) | 33% |
DIA | 20 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
(10) | 66% |
VTI | 5 (30) |
(10) | 5 (10) |
(10) | 16% |
VT | (60) | (20) | (20) | (20) | 0% |
進捗率 | 24% | 15% | 56% | 1% |
見てわかる通りにまだまだ全然です。
驀進を続けるテスラを横目で見ながら、コツコツ肉体改造に励むこととします。
オザワークスでした。
(マネックス・特定) $14.79