オザワークスです。
マネックス証券で米国株投資をするにあたって便利なサービスの「銘柄スカウター米国株」が、4月23日から機能を変化させます。
なんでも「プロフェッショナル機能」と「ノーマル機能」の2つに分かれるそうです。
どういう風になっちゃうのでしょうか?
銘柄スカウターとは
2021年4月23日より、マネックス証券の「銘柄スカウター米国株」が「プロフェッショナル機能」と「ノーマル機能」に分かれます。
⇒マネックス証券公式「銘柄スカウター米国株と中国株のご利用条件に付いて」
銘柄スカウター米国株というのは、米国株の銘柄の色々な情報を検索したり閲覧したり、揃えたり比較したりする機能を持ったとても便利なサービスです。
ぼくは毎月米国個別株を時価総額順に並べて配当利回りをくっつけた「時価総額ランキング」という記事を作っているのですが、この銘柄スカウター米国株を使って時価総額などを調べています。
マネックス証券の利用状況で変わる
その銘柄スカウターが4月23日から「プロフェッショナル機能」と「ノーマル機能」に分かれる。
これはどういうことか。
簡単に言ってしまうと、マネックス証券の利用状況を条件にして、フルサービスのプロフェッショナル版と一部機能を絞ったノーマル版に分かれるということです。
マネックス証券でちゃんと取引のある投資家はプロフェッショナル機能で今まで通りに使えて、口座は開いているけれど取引のないような投資家はノーマル機能で制限される。
そういう風に変わるわけです。
プロフェッショナルとノーマルの違い
では、詳細。
まず、プロフェッショナル機能とノーマル機能ってどこがどれだけ違うの?
細々したところが結構違います。
すべて書き出してられないのでスクショで勘弁ね。
プロフェッショナル機能を利用するための条件
では、プロフェッショナル機能を使うための条件てどんなの?
- 米国株・中国株・外国株取引口座の預り金(円貨・外貨の合計)の合計評価額が日本円換算で5万円以上
- 過去1年以内(暦日)に1回以上の米国株または中国株のお取引
- 外国株取引口座の口座開設から6ヶ月以内(暦日)
上記のうちいずれか1つでも条件を満たせば、プロフェッショナル機能を利用できます。
簡単に言うと、マネックス証券の口座に資産を5万円以上置いているか? 過去1年以内に取引しているか? 口座の開設から6ヶ月以内か? こんな感じですね。
マネックスが利用条件を持ち出してきた理由
マネックス証券が今まで自由に口座さえあれば誰でも使えていたサービスを条件付けて制限する理由は、ぶっちゃけ証券口座だけ作って便利な銘柄スカウターだけを利用する投資家が多かったからでしょう。
マネックスに限らず、ネット証券の口座開設なんてどこも無料でできます。
そして、マネックスに口座さえ持っていれば、銘柄スカウターも無料で利用できます。
マネックスの銘柄スカウターで米国株を色々調べて、でも実際の取引はSBI証券や楽天証券で、っていう人結構いるんじゃないですか?
でもマネックス証券からしてみれば、せっかく便利なサービスをコストかけて作り上げても実際の取引を他社でされてはたまったもんじゃありません。
だからといって、すぐさまサービスの有料化というのも今度は逆にカドが立ちそう。
というわけで、マネックス証券をちゃんと使ってくれているお客様から優先でサービスすることに決めたのでしょうね。
ネット証券も商売です。
我々投資家はややもすると、口座開設も無料で投資情報も無料で為替手数料も無料で、となんだか全部無料なのが当たり前みたいに考えてしまいますが、裏側では企業努力があります。
きちんと使ってあげましょう。
何となく証券口座は開いたけれど、面倒臭くなって結局投資は一度もしてない or すぐやめちゃった。
なんともったいないことを。投資しましょう。米国株に投資しましょう。
そもそも口座も開いていないや。
だったらこれを機に開きましょう。そして投資しましょう。
オザワークスでした。
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