オザワークスです。
米国個別株中心で運用しているマネックス証券の口座に入金する配当金が、ここ数年全然増えていない気がします。
毎月毎月コツコツ株を買い足しているのに、どうして……。
株を買い足しているのにもらえる配当金が増えていない
前からちょっと気になっていたこと。
ぼくは2023年現在6つのネット証券で米国株投資を展開していますが、そのうち主力となっているのはマネックス証券、SBI証券、楽天証券の3証券です。
それぞれで毎月1万円を入金して、それぞれでもらった配当金と軽く和えることでコツコツ米国株を買い足しています。
なんだけど、最近気になるというのが、3証券の中でも最も運用額の大きいマネックス証券での配当入金額が増えてなくね? ってこと。
ちょっと前からうっすらそんな感じがしていた。
増えていないどころか減っていた
で、調べてみると、あらまあまあ。
感じていた通りになっていました。
3証券の配当入金額の履歴
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | 合計 | |
2016年 | $3,045.70 | $334.65 | $28.61 | $3,408.96 |
2017年 | $3,250.89 | $665.53 | $80.39 | $3,996.81 |
2018年 | $3,440.89 | $970.15 | $165.92 | $4,576.96 |
2019年 | $3,877.20 | $1,938.96 | $302.74 | $6,118.90 |
2020年 | $3,711.17 | $1,714.17 | $263.99 | $5,689.33 |
2021年 | $3,622.63 | $1,799.61 | $452.07 | $5,874.31 |
2022年 | $3,685.37 | $1,888.30 | $679.37 | $6,253.04 |
2023年 (5月) |
$1,539.28 | $576.89 | $312.59 | $2,428.76 |
はいこれを見ると、確かにマネックス証券での配当入金額は2019年をピークに減っています。
実感通りです。
SBI証券も2019年が一番多いですが、これはちょっと特殊な要因でこの年だけが異常に多かっただけで、実感として株を買い足してもらえる配当金は年々増えています。
マネックスなんかは特殊な要因は何もないのに、毎年毎年株を買い足していっているのに受け取る配当金は減っています。
原因は、個別株の減配・無配転落
この原因は、実はわかっているんです。
3証券で保有させている米国株の中身が大きく違っているからです。
マネックス証券で保有している銘柄の大部分は、米国株の個別銘柄です。
SBI証券は、大部分が米国株ETF、楽天証券はADRとか色々ゴチャゴチャ……楽天は忘れてください。
マネックスで多く保有している個別株は、2020年の新型コロナによる経済への影響から、ちらほら減配したり無配に転落してしまう銘柄がいくつかありました。
2023年現在配当を復活させた銘柄もありますが、未だ無配に沈んだままの銘柄もあります。
配当を減らした銘柄の数はそこまで多くはないものの、一度減配・無配を食らうとダメージは大きく、新たに株を買い足してもそれをなかなかカバーしきれていないのが現状です。
米国株ETFの配当はほとんど減らない
対してSBI証券で多く持つ米国株ETFは、コロナ経済でも大きく配当を減らすことがありませんでした。
いや、ETFを構成する銘柄の一部では減配する銘柄もあったでしょう。
しかし、米国株ETFの多くは何百銘柄が束になったものですから、そのうちのいくつかが減配・無配になったとしても影響はほとんどありません。
逆に他の銘柄が増配したりしてカバーされているのでしょう。
猛烈に分散されていることが米国株ETFの強みですね。
なので、SBI証券ではコロナ後もETFを買い足した分だけきちんと配当金が増えました。
やっぱETFっしょ!
ぼくの個別株投資の銘柄選びの下手さもあるでしょうけど、こうして比べてみるとやはり米国株ETFが強いなあと思いました。
強いというか、安定感がすごいですね。
そして個別株投資は難しい。
難しいけれど、ぼくはこれからもコツコツ続けます。
いつか、配当額でSBI証券がマネックス証券を追い抜いたりして。
オザワークスでした。
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