米国株CFD、配当利回りランキング2021年6月 全米の銀行が増配を発表。特にモルガン・スタンレーは配当額を一気に2倍に!

オザワークスです。

GMOクリック証券で走らせている米国株CFDの配当利回りランキング2021年6月です。

米国株CFD、配当利回りランキング2021年6月

GMOクリック証券のCFDで行う米国株投資の配当利回りランキングです。

対象銘柄は米国個別株と不動産ETFです。

1万円の投資資金で約2万円分の米国株に投資した場合、つまりレバレッジ2倍時の配当利回りです。

CFDを保有する場合に投資家が毎日支払う金利調整額の予想額を受け取る配当額から差し引いた、手取りの配当利回りとなっています。

配当利回り3%以上の銘柄のみを表示しています。

この他細かい投資条件や利回りの計算方法などは、こちらの記事で。

では行きましょう。

6月 シンボル 銘柄 6月
レバ2倍
配当利回り
5月
レバ2倍
配当利回り
1 T AT&T 12.48% 12.48%
2 XOM エクソン・モービル 8.64% 8.64%
3 CVX シェブロン 8.48% 7.44%
4 REM モーゲージ不動産ETF 8.10% 10.60%
5 VZ ベライゾン・コミュニケーション 5.88% 5.88%
6 PFE ファイザー 5.00% 5.00%
7 HPQ HP 4.56% 4.56%
8 C シティグループ 4.44% 1.92%
9 VNQ 米国リートETF 4.22% 4.16%
10 KO コカコーラ 3.48% 3.36%
11 MRK メルク 3.04% 2.96%

6月、株価は横ばいで悲喜交々


一般的に株価が上がると配当利回りは下がります。利回り3%以上の銘柄も11銘柄になってしまいました。株価が高いということです。

CFDの配当利回りは、金利調整額の上昇と、株価の値上がりによって同一の投資資金で買える株数の減少で大きく変化します。

先月(5月)のランキングと比べて【RWX】グローバル(米国除く)不動産ETFや【RWO】グローバル不動産ETF、【CSCO】シスコシステムズなどが消えていき、【C】シティグループや【MRK】メルクなどが復活しています。

これらはすべて、株価の微妙な上下による金利調整額発生の有無と買える株数の変化によるものです。

まさに悲喜交々。

5月の配当利回りランキング。

コロナも終息で米国の銀行の株主還元が盛んに

6月28日、米国の大手銀行が配当金を増やすと発表しました。

2020年のコロナショックのときに米国の中央銀行FRB(米国の銀行の親玉)が、全米の銀行に対してあんまり配当金を増やすなというお達しを出しました。

コロナショック時みたいな世の中が不安定なときに銀行が配当金を出しまくって、それで銀行が潰れてしまうとコロナからの復興に悪影響が出るから、というのがそのお達しの理由です。

そこから1年と少し経って、米国でもワクチンの接種も進みコロナ後が明確に見えてきました。

そんなわけでERBが今回お達しの撤回をして、それを受けて米国の大手銀行が配当を増やす発表を出したのですね。

【MS】モルガン・スタンレー、配当額を2倍に!

今回の発表で一番増配に積極的な銀行が【MS】モルガン・スタンレーです。

MSは四半期配当(3ヶ月ごとの配当)を$0.70にすると発表しました。

これは現行の配当額の2倍ですからすごい増配ですね。

他にも【BAC】バンク・オブ・アメリカも17%の増配を計画するなど、各銀行とも解き放たれたように株主還元に積極的です。

配当額を2倍にするわけですから配当利回りも単純に2倍になります。

しかしそう単純でもないのが現実でして、増配の発表を受けてMSの株価は早速上昇しています。

それに、増配の具体的なスケジュールがまだ出てきていないため、MSの配当利回りはまだ増配前のままとなっています。

GMOクリック証券の米国株CFDでもMSは取引可能で、当然配当利回りランキングの対象銘柄です。

こちらでも、より具体的な増配後の配当情報が出てから利回りのほうに反映させるつもりです。

増配後の利回りは3%を超える。今から楽しみ

とりあえず計算だけしてみると、増配前の現在のMSのCFDレバレッジ2倍配当利回りは、たったの0.64%。

MSの株価が87ドルと高く、金利調整額を多く持って行かれるのが痛いです。

これが、配当額が2倍になると同条件での配当利回りは、3.46%。

さすがに数字は向上しますね。

利回り3%以上ならぼくも投資してもいいかなと思えますね。増配が今から楽しみです。

ただし、この配当利回りは今現在の株価をもとにして計算したものなので、あくまで皮算用です。

過信は禁物。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。