1株当たりの配当額が$0.0004で毎月配当の銘柄があるらしい。その名も【BBD】ブラデスコ銀行

オザワークスです。

日本から遠く地球の裏側ブラジルに【BBD】ブラデスコ銀行という銀行がありまして、そこの配当がちょっと変です。

いや、非常に変です。

ショボい配当を毎月くれるブラジルの銀行

【BBD】ブラデスコ銀行最近株価が下がっていまして、なんだろうと調べてみるとまた面白いことがわかりました。

【BBD】ブラデスコ銀行の株価

ブラデスコ銀行は個別株なんですが、債券型のETFみたいに毎月配当の銘柄です。

毎月配当金をくれるなんて、なんて良い銘柄なんだと思うかもしれませんが、金額自体は小さいのであんまり意味はなかったりします。

1株当たり大体$0.003の配当金をくれます。

ぼくはブラデスコ銀行を約1000株保有しているので、毎月3ドルくらいの配当入金ですね。1000株も持っているのに。

余り金額的な旨味はないです。

$0.003から$0.0004への減配

そのブラデスコ銀行が、気の早い話ですが、2023年の終わりから1株当たりの配当額を現行の$0.003から$0.0004へと変更するようです。

減配ですね。9分の1くらい。

最近株価が下がっていたのもこの減配発表が原因かな?

普通減配って言うと、今まで$0.30配当を支払っていたのを苦渋の決断で$0.04に減らします、みたいな話になるのに$0.0004てケタが基本的におかしい。

これでしかも毎月配当ですからね。

うーん、本音を言うと、こんなんだったらいっそ配当なくてもいいのでは? と思いますけどねえ。

なんか何がしたいのかよくわからない銀行です。

【BBD】ブラデスコ銀行には手を出すな

ぼくは自分の投資ルールで1銘柄の評価額が1500ドルを下回ったら買い増ししなければならないのですが、ちょっとこのブラデスコ銀行は買い増しできないですねえ。

空気が不穏すぎます。

ダラダラと下がり続ける株価。

$0.003から$0.0004へと減らされる配当。

それでも続ける意味及び目的の不明な毎月配当。

さらにこの銘柄、配当金だけではなく株式そのものを配当する株式配当も毎年行います。

株式配当は、保有しているだけで保有株数が増えていくので一見良さそうなんですが、株数が増える分株価は下がるのでこれも無意味です。

と、意味の分からんことをこれだけやってくれる銘柄にこれ以上の資金投入はできないですね。

これからはこのまま静かに行く末を見守っていきたいと思います。

皆さんもこういったわけわからん銘柄に手を出してはダメですよ。

こういう銘柄はそのうちに上場廃止とかおかしなことになります。経験上分かります。

触らぬなんとかに祟りなしです。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。