オザワークスです。
auカブコム証券の米国株投資の外貨決済が待てども待てども実装されません。
ネット証券が新サービスをリリースするときこういうのよくありますよね。
まだかよ、auカブコム証券
auカブコム証券というあまり有名ではないネット証券がありまして(旧名はカブドットコム証券)、実はそこでもひっそりと米国株投資ができたりします。
が、auカブコムでの米国株投資は日本円決済しかできないのが現状です。
2022年度中、あるいは2023年内には外貨決済の導入を目指しており、現在その準備中とのこと。
⇒auカブコム証券公式「米国株式」
2022年度って、一般的には2022年4月~2023年3月末までの期間ですよね?
auカブコムさん、2023年ももう3月半ばですけど……外貨決済の件どうなっておりますか?
公式からは何のアナウンスもありません。
まともに始まるのがレアケース
auカブコムのこの件をふまえて、証券会社が新サービスをやるやると言った場合の実装速度についていささか考えてみたいと思います。
ざっくり3パターンに分かれるでしょう。
その1、◯月△日から新サービス始めます! からの本当に宣言したその日からスタートする場合。
これが一番まともですね。当たり前の話ですが。
社内でちゃんと◯月△日からサービスリリースできると予定を立てて、準備してその通りに実行する。
まともな会社のパターンです。
が、思い返してみると証券界隈できっちりスケジュールを守れたことって何かあったっけ? ってなってしまう。
すんなり上手くいった事例をすぐには思い出せない。
auカブコム外貨取り扱ってるのになあ…
その2、◯月△日から新サービス始めます! と言っておいて全然間に合わないやつ。
今回のauカブコムのパターンですね、と言おうと思ったけど2023年3月末だからまだ猶予はありましたか。
でも実際締め切りをぶっちしてしまう証券会社は多い印象。
サクソバンク証券の米国株投資特定口座対応も、やるやる言うてちっとも進まず結局3年くらいかかってなかったか?
auカブコムのこれも、2022年1月にauカブコムで米国株投資がスタートしたその時点で、外貨決済は2022年度内には対応する予定、と言っておりました。
もう1年以上前ですよ。
auカブコム証券ていまいちマイナーだけどそこそこ規模の大きなネット証券で、FXとか外貨建てMMF、外貨建ての外国債券などの取り扱いもあるんですよ。
つまり、これまでも普通に外貨(米ドル)を取り扱ってきているネット証券なんですね。
だのに、米国株投資の外貨決済は遅々として進まないのは一体どういうわけなんだい?
いや、時間がかかることが悪いことなんじゃない。
時間がかかりそうだったら、そんな初期段階でアナウンス出さなきゃいいのに、と普通に思うのです。
松井証券のアレには驚いた
最後にその3、それまでひとっ言もそんなこと言ってなかったのにサービス開始の数日前とかにいきなり「◯月△日から新サービス始めます!」と言ってくるやつ。
サプライズが好きな証券会社ですね。
つい先日の松井証券が米国株投資の外貨決済を発表・実装したのは、まさにこのパターンです。
あれには驚きました。
松井証券がいち早く外貨決済を導入してくるとは夢にも思ってなかったです。
なんかそういうイメージがなかった。
どちらかというと保守的な証券会社のイメージでしたから。
ただ、このパターンは驚きはするけれど印象は悪くはなりませんね。
むしろスピーディーなイメージが付くかも。
とにかく、待ってます
というわけで、証券会社の新サービス導入パターンを3つ見てきました。
結論から言うと、auカブコム証券さんしっかりやってください、ということです。
おたくの外貨決済導入をこっちは1年以上待っているんです。
1年前、外貨決済もやるで、と言うからどうせなら米国株投資は外貨決済でやりたいし、auカブコム使い始めるのはそのタイミングでいいや、と思っていたのが1年間そのまま過ぎてしまうとは。
とにかく、待ってます。
オザワークスでした。
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