オザワークスです。
auカブコム証券が3月27日から米国株の米ドル決済に対応しました。
ようやくですね。
早速使ってみたので、率直な感想を言ってきます。
もくじ
やっと米ドル決済対応になったよ
2023年3月27日、auカブコム証券での米国株投資がようやく米ドル決済対応になりました。
⇒auカブコム証券公式「【米国株式取引】外貨決済開始のお知らせ 現地取引日3/27より」
米国株投資に馴染むのはやはり米ドルでの決済ですからね。
米国株は米ドルで買いたいんですよ。
これでやっと使える証券会社になったとぼくは思います。
2月に先に米ドル決済対応になった松井証券などと同じように、3月27日からauカブコム証券でも米国株からの配当金はすべて米ドルのまま口座に入金します。
これでやっと余計な為替手数料を支払うことなく米ドルの配当金を再投資できますね。
やっぱり米国株投資はこうでなくっちゃ。
auカブコム証券の米国株は実に普通
はい、ではauカブコム証券の米国株投資の特徴です。
⇒auカブコム証券公式「米国株式」
ひと言で言うとauカブコム証券の米国株サービスは、競合他社と比べて突出した何かはありません。
後追いで参入したくせに他社に勝るサービスが何もないのです。
仕方がありませんが、これは事実です。
まず、米国株の取扱い銘柄数は1803銘柄。
SBI証券やマネックス証券などは4000銘柄とか言っていますが、これはまあ1803銘柄もあれば十分でしょう。大体なんでもある。
取引手数料は、売買代金の約0.5%。最低手数料は0ドルで、上限手数料は税込みで22ドルです。
取引手数料は他のネット証券とまったく一緒ですね。
為替手数料は1ドル辺り20銭。
業界平均が25銭なので、為替手数料はちょっとだけお得になっていますね。
株の注文方法はなんかトレーリングストップとか、Uターン注文とか難しいのが色々ありますが、まあ使わん。指値と成行で十分。
注文の有効期限は最大で30日間。
他社が90日間なのでこれはちょっと短いか。
米国株の情報等は、まあうん、別にいいかな。
最後に、当然ながら特定口座対応です。
こんなもんですね。
実にまあ普通に米国株投資で使える証券会社です、auカブコム証券は。
サイトのデザインが古臭い
で、ここからはぼくが自分でauカブコム証券を使ってみての感想、というか文句。
と言いましても、ぼくはauカブコムで【AAPL】アップルに投資しようと思っているのですが、そのアップルの株価がなかなか高く、2万円を入金して米ドルに換えたのですがわずかにお金が足らずに買えませんでした。
なので、米国株の買い注文を出すところまでしか見ていません。
でもまあそれで大体のところはわかったので、それで話をします。
まずですねえ、auカブコム証券ってサイトの作りというかデザインが古臭いんですよね。
ログインするとこの画面です。
なんかゴチャらゴチャらしてどこを見ていいのかわからない。
いかにも2010年代のネット証券のまんまって感じです。
楽天証券のサイトなんかは見やすくまとまっていると思うので、その辺を参考に作り直すべきでしょう。
まあ、いかにも古臭いので近々サイトをリニューアルするとは思いますけれどね。
松井証券も最近リニューアルして今風になりましたしね。
はよやれ。
ネット銀行からの即時入金がいまいち
ほんで、使ってみる。
なんにせよまず証券口座に入金するのだけど、米ドルでの入金を実現せよとは言わん、だが他のネット証券では当たり前のようにできている、ネット銀行からの無料即時入金がどうもよくない。
対応している銀行が、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行、auじぶん銀行だけなのは、どうなのかね?
旧ジャパンネット銀行のPayPay銀行はいいけどさ、auじぶん銀行とか使ってるやついんの?
どうして利用者の多い楽天銀行や住信SBIネット銀行から無料で即時に入金できんのよ?
つまらん意地を張っていないでもっと使いやすくしてください。
はい、SBIネット銀行をメインで使っているおじさんは、普通に銀行振込でauカブコムの証券口座に入金しました。
ネット銀行じゃなきゃ振込手数料を取られているとこです。
為替取引に1日かかる。何故?
で、入金した日本円を今度は米ドルに換える。
んだけど、為替取引の注文自体はいつでもできます。
でも、日本円から変わった米ドルを受け取れるのが、注文を出した翌日なんです。
為替取引の注文を出したその日の夜には米国株は買えません。
どうしてもその翌日になる。
なんかテンポが悪いんだよなあ。
ここいまいち。
為替取引くらいリアルタイムで即時にパパっとできるようにしてください。
最後に立ちはだかる「注文受付時間」の壁
翌日、出来立てほやほやの米ドルが口座に来ました。
その米ドルをauカブコム証券内の米国株取引用の口座に移します。
これでようやくその米ドルを使って米国株の買い注文が出せるようになりました。
ですが、注文が出せません。
米国株取引の注文を受け付けてくれる時間帯というのが決まっているのです。
その時間帯でないと冷たく門前払いされます。
午後4時を過ぎないと米国株の取引の注文を出すことができません。
非常に使いづらい。
まあ、楽天証券などもかつてはそんな感じでしたから、auカブコムにもそこは期待しましょう。
注文受付時間内になってしまえばもう普通に米国株にアクセスできます。
でも、24時間365日いつでも注文くらい受け付けるのが、もはや業界のスタンダードだよね?
全体的にどんくさい。キャンペーンもなし
そういう感じで、うん、どうもまだあんまりこなれていなくてどんくさい印象を受けますが、普通に使えますし、これから改善もしていくのでしょう。
正直、他のネット証券からauカブコム証券に乗り換えるほどの魅力は皆無ですが、証券口座をauカブコムでしか持ってないなどという人は使ってみても良い証券会社でしょう。
最後に、せっかく米国株を米ドル決済対応させたのに何のキャンペーンもやらないのはどうかと思う。
担当者相当やる気ないだろ?
後発なんだからもっと色々やって目立たないと。
そんな余計なことをちょっと思いました。
オザワークスでした。
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