オザワークスです。
楽天証券で5月28日から米国株の配当金を日本円で受け取れるサービスが始まっています。
ですが、為替手数料についての説明がどこにも見当たりません。
やめといたほうがいいとぼくは思います。
米国株の配当金を日本円で受け取れる
楽天証券では、5月28日から米国株から支払われた配当金を日本円で受け取ることができるサービスを開始しています。
⇒楽天証券公式「米国株配当金を円貨でも受取ることが可能になりました!」
これまでは、米国株の配当金は米ドルでのみ入金していました。
それが、米ドルと日本円の選択制になったのです。
為替手数料はどうなってるの?
この話でぼくが気になるのは、米国株の配当金を日本円で受け取る選択をした場合、当たり前ですが元々米国企業から米ドルで支払われた配当金を、楽天証券が米ドルから日本円に換えてそれぞれの証券口座へと入金するわけです。
1回為替取引を挟む形になるんですね。
その為替取引って、為替手数料取るんすか? ってこと。
これが気になる。
上のリンクから行ける、円貨でも受け取ることができるようになりましたの特集ページには、ど~こにもそのことが書かれていません。
株を買うときの為替手数料が当然あるってことは……
米国株を買うとき、米ドルで買う場合は、それぞれの投資家が楽天証券で手持ちの日本円を米ドルへ換えますね。
ぼくも毎月換えてます。
このとき、当たり前ですが無料キャンペーンでもやっていない限り1ドルあたり25銭の為替手数料を取られています。
まあ取るなって言うんじゃないんですよ。
為替取引っていう仕事を楽天証券がやっているわけですから、その仕事に対する手間賃はあってもいいと思います。
むしろこの手間賃を取っていない証券会社のほうが稀です。
米国株を買うために日本円⇒米ドルにした場合は当然、為替手数料を持っていかれる。
だとすれば、米ドルの配当金を日本円に換えるそのときにも為替手数料は発生するものではないのかい?
ここですよ、わからないのは。
これがはっきりしないのですね。
様子見したほうが賢明
というわけでぼくとしては、これまで通り米国株の配当金は米ドルで受け取りたいと思います。
米ドルで企業から支払われた配当金を米ドルのまま受け取れば、当然為替手数料などかかりません。
仕事をしていて生活費はそっちで稼ぐので、米ドルの配当金でコメやミソを買うつもりは当面なく、配当金で買うのは新たな米国株となります。
であれば別に日本円で配当金を受け取る必要もありません。
今回、楽天証券で米国株の配当金を日本円で受け取ることが可能になったようですが、こんな具合にちょっと不明な点があるので、よっぽど円貨での受け取りにこだわりがある人以外は設定を変える必要ないんじゃないかと思います。
変えるとしても、もっと情報収集して不明な点をはっきりしてからでも良いでしょう。
配当金の受け取り時のみ為替手数料を増額させるDMM.com証券の例もあります。
くれぐれも慎重にね。
オザワークスでした。
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