オザワークスです。
11月第1週、今週は珍事が起こりました。
ナスダック100指数に連動するETFの【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1から4日間連続して配当金をもらう、という極めて珍しい出来事です。
QQQの配当金は年4回、3ヶ月ごとの支払いです。
それが4日連続とは?
その謎解きは今週の配当の後で。
(ワンタップバイ・特定) ¥303
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(ワンタップバイ・特定) ¥119
(マネックス・特定) $4.89
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(マネックス・特定) $1.12
【PFE】ファイザー
(GMOクリック・CFD) ¥700
(マネックス・特定) $22.40
【VZ】ベライゾン・コミュニケーションズ
(マネックス・特定) $18.02
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(楽天・特定) $0.58
(SBI・NISA) $3.62
【BIV】バンガード・米国中期債券ETF
(SBI・NISA) $2.93
【BND】バンガード・米国トータル債券市場ETF
(SBI・NISA) $2.73
【IBM】IBM
(GMOクリック・CFD) ¥304
2019年11月合計 $402.34
2018年11月合計 $349.53
2017年11月合計 $279.07
2016年11月合計 $208.42
2020年合計 $4750.29
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $26939.82
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥45874
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥855
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥1014
(マネックス・特定) 売り 10株 利益確定
【SPY】SPDR S&P500ETF
(マネックス・特定) 買い 4株 買い増し
【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケット
(SBI・特定) 買い 1株 買い増し
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(楽天・特定) 買い 1株 買い増し
【IBM】IBM
(GMOクリック・CFD) 買い 2株 新規買い付け
ETF買い付けの進捗状況。カッコ内が目標株数。
シンボル | 合計 | マネックス | SBI | 楽天 | 進捗率 |
QQQ | 23 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
3 (10) |
76% |
VOO | 10 (30) |
(10) | 10 (10) |
(10) | 33% |
IVV | (30) | (10) | (10) | (10) | 0% |
SPY | 15 (30) |
5 (10) |
10 (10) |
(10) | 50% |
DIA | 20 (30) |
10 (10) |
10 (10) |
(10) | 66% |
VTI | 9 (30) |
(10) | 9 (10) |
(10) | 30% |
VT | (60) | (20) | (20) | (20) | 0% |
進捗率 | 32% | 31% | 61% | 3% |
一週間でQQQから4回も配当金を受け取れた理由
ナスダック100に連動するETFの【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1は、年4回の3ヶ月ごとに配当金を支払います。
日本から投資した場合には、大体2月、5月、8月、11月の上旬に配当金が入金します。ちょうど、今週ですね。
ところが、ぼくの保有しているQQQは特別製なのか、11/2、11/3、11/4、11/5と4日も連続で配当金を振り込んで来ました。
これは不可思議な。
QQQの暴走でしょうか?
いいえ、違います。
ぼくはQQQを4つの証券会社に分けて保有しています。
その4つの証券会社が、キレイに1日ずつ配当金の入金日をずらしてくれたおかげで1つの銘柄から4日連続で配当金をもらうことになったのです。
日本株ならいざ知らず。米国株や海外ETFの配当金は、同じ銘柄でも保有している証券会社が違えば入金日も違ってきます。
コレ、米国株投資のジョーシキね。
4日連続の配当入金はこうして起きた
ぼくはQQQを4つの証券会社で保有しています。
- SBI証券
- ワンタップバイ
- マネックス証券
- 楽天証券
の4社です。
まず、11/2(月)にSBI証券にてQQQの配当金が入金。
SBIは、他社と比べて米国株の配当入金が1日早いという傾向があります。あくまで傾向ね。
翌11/3(火)、文化の日で祝日にもかかわらず、ワンタップバイでQQQの配当金が入金。
ワンタップバイ以外では、現物株の配当入金が土曜日曜祝日に行われることはありません。そんなことしてくるのはワンタップバイだけです。面白スマホ証券です。
さらに翌11/4(水)、今度はマネックス証券でQQQの配当金が入金しました。
さらにさらに11/5(木)、最後の4日目に楽天証券でQQQの配当が入金です。
これで4日連続。QQQから1週間で4回も配当をもらうことになりました。
それぞれの証券会社でQQQに投資する人々
QQQは日本でも海外でも大変人気のあるETFです。純資産総額は13兆円を超える、超巨大なETFでもあります。
そんなQQQですが、ぼくのように4つの証券会社でそれぞれQQQを保有しているなんていう投資家は、多分他にはいないでしょう。
普通、1つです。
けれど、4つの証券会社を使っているからこそ得られる感慨というものもあります。
例えば、こんな御伽話はどうでしょう。
11/2にSBI証券でQQQの配当が入金しています。
11/2のやけに冷え込んだ朝。青紫の朝焼けの中、日課のランニングの途中で足を止めた理恵さん(仮名)は、スマホでSBIの証券口座で配当の入金を確認します。
(少ないなあ)
配当狙いの投資家である理恵さんは、QQQの配当額の少なさに不満のご様子。
そりゃ少ないはずです。QQQは配当金狙いで投資するようなETFじゃないですからね。
でも、持っていて損のないETFだとぼくは思いますよ。
日付変わって11/3、お昼。大学生の成美さん(仮名)は、青い顔でバッグの中をかき回します。
(やばい。スマホ家に忘れた。今日死んだな、コレ)
ランチの前にワンタップバイの口座を確認したかったようですが、スマホがありません。
大丈夫。確認しなくてもQQQの配当金はちゃんと入金しています。
それよりもまだ若いうちからQQQに投資しているなんて、成美さんの将来が楽しみです。
投資は若くして始めたほうが圧倒的に有利ですからね。
11/4、夜。筋金入りの米国株投資家である洋子さん(仮名)は、マネックス証券でQQQの配当入金を確認してノートPCの画面を閉じました。そしてしばし目をつむる。
洋子さんは、QQQの配当金が少ないなんてことは百も承知です。QQQを構成する企業たちが、株主に支払うはずだった配当金を事業規模拡大に使うからこそ株価が上昇することも。彼女は筋金入りですから。
(あと、30分か……)
洋子さんは一体何を待っているのでしょうか。
ああ、そうか。米国株式市場の取引開始時刻ですね。日本と米国で時差がありますからね。きっとこれから彼女の戦いが始まるのでしょう。グッドラックです。
翌11/5の楽天証券での配当入金は、そうですね、あなたが主人公です。違ってたらごめんなさい。
あなたが楽天証券の口座を開くと、米ドルの残高が増えています。配当の入金です。
なんだろう? と詳しく見に行くとQQQ。
その配当入金を見たあなたは……ここから先はご想像にお任せします。
同じ空の下で
4つの証券会社で毎日同じ銘柄から配当金をもらったりすると、今日SBI証券でQQQから配当金をもらった誰かもぼくと同じように「少ないなあ」なんてつぶやいてるのかな?
なんてことを考えたりします。
でも、そのSBI証券を使う誰かも、まさかワンタップバイではその翌日に配当入金しているなんて想像もしていないことでしょう。
ぼくは知っているけどね。
同じように、マネックス証券と楽天証券でQQQに投資する誰かも、それぞれ知り合いでも何でもないけれど同じものに投資して、1日違いでに配当金を受け取っている。
なんだか不思議。
でも、この同じ空の下で同じQQQに投資する人たちがそれぞれで生きているのかと思うと、なんか奇妙な連帯感を感じてしまうのは、ぼくがセンチメンタルだからでしょうか。
間違いなく言えることは、QQQへの投資が成功してほしいということです。
11/2~11/5にQQQから配当金をもらったすべての投資家さんに幸あれ!
オザワークスでした。
(マネックス・特定) $20.22
【CM】カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース
(マネックス・特定) $19.69
【SJR】ショー・コミュニケーションズ
(SBI・NISA) $7.54
【SPY】SPDR S&P500ETF
(SBI・NISA) $12.07
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(SBI・NISA) $3.50