オザワークスです。
製薬大手の【PFE】ファイザーがスピンオフをしまして、ある日突然見知らぬ銘柄【VTRS】ビアトリスが我がポートフォリオに加わっていました。
こういう一方的なスピンオフにどう対処したらいいのかって話です。
まずは今週の配当から行ってみよう。
(マネックス・特定) $3.30
(マネックス・特定) $14.89
【KO】コカコーラ
(GMOクリック・CFD) ¥190
2019年11月合計 $402.34
2018年11月合計 $349.53
2017年11月合計 $279.07
2016年11月合計 $208.42
2020年合計 $4975.51
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $27165.04
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥47063
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥855
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥1014
(GMOクリック・CFD) 買い 7株 新規買い付け
【VTRS】ビアトリス
(マネックス・一般) 入庫 6株 【PFE】ファイザーからスピンオフしていつの間にかいた。
スピンオフは、突然に
11月某日、マネックス証券の自分の口座を開くと、見知らぬ銘柄が我がポートフォリオに加わっていました。
【VTRS】ビアトリス 6株
製薬会社のようです。
調べてみると、製薬大手の【PFE】ファイザーがUpjhon事業を独立(スピンオフ)させ、そのUpjhonと同じく製薬のマイランという会社が合併し、そして社名を変えたのが、この【VTRS】ビアトリスのようです。
ややこしい。
ビアトリスという社名も、証券会社によってはヴィアトリスだったりする。
色々ややこしい。
米国株に限らず、個別株を買って持っているとたま~にこんな感じでスピンオフが起こり、ある日知らない銘柄が増えていることがあります。
このビアトリス6株をどうしていきましょうかってのが、今日のお話です。
ちなみに、スピンオフとは、企業が一部門を独立させることです。詳しくは、こちらの記事を見てネ。
スピンオフと特定口座、一般口座の関係
今回のファイザーのスピンオフは、特定口座で50株保有していたファイザーから6株のビアトリスが生まれるというものでした。
生まれたビアトリス6株が配置されたのは、一般口座です。
通例だと、スピンオフ元のファイザーも同時に特定口座から一般口座へと鞍替えさせられるはずなのですが、何故かファイザーはそのまま特定口座に残っていました。理由は不明です。
まあ、一般口座に置いておくよりは特定口座のほうがずっといいので、これはこれでOKということで。
特定口座ってのがわからん、という人はこちらの記事を。
スピンオフでもらった銘柄、どうすればいい?
さて、ビアトリス君です。
現在、一般口座に鎮座しているビアトリス6株をどうするのか、ここからはかなりぼくの個人的な判断になります。あんまり参考にはしないでください。
ぼくが個別株やETFを保有するかどうかは、配当を出すかどうかにかかっています。
無配の銘柄は保有しません。
その理由は、受け取る配当金を増やしたいがためではなく、配当金を受け取る回数(入金日)を増やすためです。なのでどれだけ株価の値上がりを期待している銘柄であっても、無配銘柄は保有しないのです。
で、ビアトリスが配当を出すのかどうか。
調べてみましたが、最近合併してできた新しい会社であるため、配当を出すのかどうかよくわかりません。
合併元の片割れ、マイランは無配企業のようです。
なので、あんまり期待できねえなあ、と思いながら数か月ほど保有して配当金の有無を確かめようと思います。
その結果、無配と確定すれば売却。有配であれば、将来の買い増しを検討します。
スピンオフ意味ない説
今回のビアトリスの件もそうですが、スピンオフって基本的に株主は得も損もしないような気がします。
いや、正確には得も損もあまりにも小さすぎてほとんど何も自分のポートフォリオに影響を与えない、事が多い。
今回の件でもファイザーを1000株とか保有していたら、もらえるビアトリスも結構な量(額)になってポートフォリオのバランスを崩すことになるかもしれませんが、さすがにそんな投資家は少ないでしょう。
ぼくの場合は、ファイザーを50株(約20万円)保有して、1株17ドルのビアトリスを6株(約1万円)もらえました。
正直、ゴミみたいなもんです。
1万円分のビアトリスが今後株価爆上がりで己の人生を左右するようになる……訳もなく。
正直あってもなくてもどっちでもいいような存在でしかありません。
一般口座というメンドクサイ場所にあることもそうですし、パッパと売り払ってしまうのもひとつの手でしょう。
その場合、一般口座なので売却益は確定申告が必要に……ないない。
金額が小さけりゃそんなもの無視してOKです。
大体、個人投資家の皆さんはそんなに大量のファイザー持ってないでしょ?
今回みたいに親から子がポロっと生まれるタイプのスピンオフは、ほとんど意味ないです。
大事なことは、スピンオフ元のファイザーの経営です。これさえ順調であればあとはどうでもよろしい。
投資はゆるく、フマジメでOK
大体投資家の皆さんは真面目過ぎます。
やれ、ファイザーがスピンオフだとなれば、米国株のスピンオフを一生懸命に調べる、とか。
ブログを運営していると、自分のブログにどんな言葉で検索してたどり着いているのかがわかるのです。
スピンオフされた銘柄が一般口座に入るから、それを売ったら面倒な確定申告しなきゃ、とか。
数万円とかそんな額で税務署からなんか来たりしません。
投資ってもっとゆるくていいんですよ。
ゆる~く、肩の力を抜いてフマジメに行きましょうよ。
血走った眼はなんてメッ、メッ。
まあ、勉強熱心なのはいいことなんですけどね。
ワクチン開発成功でも株価は上がらないファイザー
最後に雑談ですが、そのファイザーについて。
この11月はファイザー君にも色々ありまして、スピンオフの他にも例の新型コロナ用のワクチンの開発が順調に進んでいるってニュースが全世界を駆け巡りましたね。
さぞやファイザーの株価が上がてウハウハだろうとお思いの投資家さんもいらっしゃるかもしれませんが、実はそうでもないんです。
ファイザーの3か月チャート
確かに一瞬ブワッと上がったものの、すぐに元のレンジに戻ってしまいました。
これには期待していた株主も肩透かしです。
もしかしたら、今回のスピンオフが株価の上がらない原因かもしれませんね。
スピンオフは、スピンオフ元の会社から一部門がポコッと抜けることですから、会社全体の価値は抜けた分だけ下がるわけですから。
そうだとすると、いやはや時期が悪い。
ま、気長に保有していましょう。そのうち何かいいこともありますよ。
ポジティブな投資家オザワークスでした。
(マネックス・特定) $14.79