オザワークスです。
色々ゴタゴタしつつもようやく5年間のNISA投資にケリがつきました。
今まで自分をきつく縛っていたNISAが完了したことで、ぼくのこれからの投資(主に投資資金の割り振り)も大きく変わってきます。
今回は、これからのぼくの米国株投資マイルール改訂版の紹介です。
参考になるかどうかかなりビミョーですが、本人は楽しんでやっているのでOKです。
では、本文の前に今週の配当を。
(SBI・NISA) $5.42
(マネックス・特定) $22.24
【DIA】SPDRダウ工業株平均ETF
(マネックス・特定) $4.33
(マネックス・特定) $22.68
(楽天・特定) $73.65
2019年4月合計 $979.27
2018年4月合計 $399.24
2017年4月合計 $365.12
2016年4月合計 $263.92
2020年合計 $1741.70
2019年合計 $6118.90
2018年合計 $4576.96
2017年合計 $3996.81
2016年合計 $3408.96
今まで全部合計 $23931.23
2019年CFD米国株配当合計 ¥19182
2018年CFD米国株配当合計 ¥9441
2017年CFD米国株配当合計 ¥1327
今まで全部CFD米国株配当合計 ¥37434
2020年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥70
2019年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥147
2018年ワンタップバイ米国株配当合計 ¥12
今まで全部ワンタップバイ米国株配当合計 ¥229
(SBI・NISA) 買い 100株 買い増し
【QQQ】インベスコQQQ信託シリーズ1
(SBI・NISA) 買い 6株 買い増し
【VEA】バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF
(SBI・NISA) 買い 10株 買い増し
もくじ
5年の刑期を無事終え、NISA刑務所から出所
2020年4月第3週、2016年から5年間資金を投入し続けてきたぼくのNISA投資が完了しました。
合計投資額は600万円。自分でいうのもナンですが、大したもんです。
例えるなら、ふとしたはずみで背負ってしまった600万円の借金をようやく返し終えた気分。
また例えるなら、5年間の刑期をようやく終えて久々シャバに出てきた解放感。
とにかく気分は軽いのです。
ま、それはいいいとして、この5年間はとにかく投資資金は最優先でNISAに突っ込んでいましたが、今後はそれがなくなります。
ということは、これからのぼくの投資計画に大きな変更が求められるわけです。
今回は、今後の投資計画変更のご案内です。
無理のない「毎月1万円米国株投資」
悪魔にも似たNISAを始末した今、ぼくの中で一つ投資のキーワードがあります。
それは、「1万円投資」です。
毎月1万円でコツコツのんびり米国株に投資していく。これをテーマに据えて気長にやっていきたいと思っています。
あのクソ野郎のNISAは毎月10万円も資金投入しなけりゃ投資枠を埋められないので、ぼくの性格と収入からしてもかなり前のめりの無理矢理投資でした。
前のめりでがんばることも大切ですけれど、ぼくのような凡人にはせいぜい5年間が限界です。さらに20年、30年とがんばり続けることなどぼくには到底無理。きっとどこかで糸が切れると思います。
がんばってもプッツンしちゃうと意味がないんです。
プッツンしないように、緩やかに無理せず投資を継続していくこと。それが何よりも重要であるとぼくは思います。
だから、無理せず毎月1万円の投資を続ける。細く永く続ける。
大丈夫、結果は後から付いてくるさ。
これがお題目ね。
並び立つ5つの証券会社
じゃあ、具体的に毎月1万円の米国株投資ってどうやるのってのが以下の話です。
ぼくは、証券会社ごとに違ったテーマで毎月1万円の米国株投資をやったろうと思っています。
使うのは、5つの証券会社。
- マネックス証券
- SBI証券
- 楽天証券
- GMOクリック証券
- One Tap BUY(ワンタップバイ)
この5つです。この5証券にそれぞれ毎月1万円の投資資金を注入して、それで米国株を買っていきます。
じゃあ、順番に説明ね。
マネックス証券での米国株配当再投資
まずはトップバッター、マネックス証券。
やっぱり米国株投資と言えばマネックス証券。ぼくは今だにそんなイメージです。
自分の話ばかりして恐縮ですが、ぼくはマネックスではすでに10万ドルほど米国株を保有しております。色々とゴチャゴチャわけわからん数の銘柄を持っています。
そのゴチャゴチャから、月平均大体3万円くらいの配当金がもらえます。この配当金3万円に自分の1万円を足して、計4万円で何かしらの米国株を買います。
投資する銘柄の条件は、まず配当利回りは1%以上であること。無配銘柄はダメです。ぼくには肌が合いません。
あとは、配当の回数が年4回以上であること。1回や2回はダメです。
それと、時価総額が50億ドル以上ある銘柄ですね。小さな会社はノーセンキューです。
このくらいです。以上の条件をクリアしてくれれば、個別株でもADRでもETFでも何でもよしです。
あ、中国系企業は除きます。
で、それらの銘柄に1500ドル~2000ドルくらい投資して、その銘柄への投資は完了です。
そのあとは、また別の銘柄に1500ドル~2000ドルくらい投資して……以後はこの繰り返しです。
ということは、保有する銘柄はどんどん増えていくことになります。一向に構いません。
保有株が下落して、評価額が1500ドルを割り込んだら、1500ドルを回復する分だけ買い増しします。
保有株が無配転落したら全部売却。当方「減配絶対許さないマン」ではありませんが、減配して配当利回りが1%を割り込んだら10株だけ残して売却します。
いわゆる損切はしません。逆に利益の確定条件は、評価額が3200ドルを超えたら半分だけ売却する、というルールにはなっていますが……うーむ、ここはちょっと変えるかもしれません。とりあえず様子見。
こんなところですね。マネックスでのぼくの米国株投資は、すでにそれなりの塊になっている株資産から生まれる配当金を使って、よりコツコツと株を買い足していく。そんなイメージです。
ていうか、今までやって来たマネックスでの投資と何も変わりませんね、これは。
SBI証券では初めて特定口座で米国株ETF投資する
次は、NISA5年間の修羅の戦いの現場ともなったSBI証券です。国内ネット証券の最大手です。
SBI証券では、NISA口座でのETF買い付けが取引手数料ゼロです。それもあってぼくもNISAではETFばかりに投資していました。
その流れを受けて、これから始まる特定口座での米国株投資でもETF中心で行こうかな、と考えています。
ちなみに、ETFとはこういったものです。
投資するETFの条件としては、配当利回りは最低1%以上、配当の回数が年4回以上、純資産額(時価総額)が50億ドル以上あることです。マネックスとまったく一緒です。
その他の売買や配当に関する規定も一緒。違うのは、ETFに限定する、という点です。
そのETFに限定するという点ですが、個別株の銘柄数と比べて、当然ETFのほうが絶対的な銘柄数が少ないわけです。
ぼくの投資は1つの銘柄に一定額以上は投資しませんから、次々と新しい銘柄に投資していくことになります。
そこで心配になるのが、投資先のネタ切れです。もう投資したいETFがないよぉ、という状態です。
そうなった場合にどうするのかはまだ決めていませんが、まあ、何とでもなるでしょう。
SBI証券での投資は、ETF中心。やっていることは、ETFを買って、保有して、配当もらって、配当金で新しいETFを買う。それだけです。
これまではNISA口座を舞台として投資してきましたが、それがこれからは特定口座になる感じです。
楽天証券ではADR銘柄を買う
3つ目は、楽天証券です。
楽天証券では、年間の配当回数が2回の銘柄に限って投資していく、という方針でやっております。
そうなると、配当回数4回の米国籍の個別株はそのほとんどが除外されます。例外は【DIS】ディズニーくらい?
したがって、楽天証券での米国株投資は、ADRや一部のETFが中心となるでしょう。
ADRというのは、米国外の企業があたかも米国の株式市場に上場したかのような格好をしたものです。米国株の擬態です。
ADRの真面目な説明はここから。
配当回数が年2回である、ということ以外の条件は、マネックスやSBIでの投資と一緒です。
ただ、配当の回数が4回から2回に変わっただけで、投資のテンポというかリズムというか、雰囲気や流れは結構違うように感じます。
年4回、ぽんぽんぽんぽーん、と小気味良く配当を出してくれることに慣れてしまうと、なんか年2回はやりにくさを感じます。ぼくだけでしょうか?
ぼくだけですね。ともかく、年2回配当の銘柄に毎月1万円ずつ投資していく。株価が高くて毎月株が買えない場合は、何か月か資金をプールしてまとめて買う。
ゆっくりでも良い。とにかくコツコツ続けるのです。
GMOクリック証券のCFD米国株でリベンジを誓う
4つ目、GMOクリック証券。
あれ? GMOクリック証券って、米国株投資できたっけ? と首をかしげる方もいらっしゃることでしょう。
それが、できるんですよ。CFDでね!
GMOクリック証券では、CFD(差金決済取引)という何やら聞きなれない方法で米国株に投資できます。
このCFDというものが一体何者なのかを説明し始めると本が一冊書けてしまうので、詳しくは言いませんが上の3つの証券会社で行う米国株投資とCFDはまったくの別物です。
CFDの詳細については、弊ブログのCFD関連の記事をご参照くだされ。
この難物CFDでも毎月1万円ずつ米国株に投資していきます。今回のコロナ騒ぎで一度破綻しましたが、勇気を振り絞って今再び参戦です。
コツコツがんばろう。
ワンタップバイで毎月1万円分米国株をわくわく買う
そしてとうとう来ました。最後の5つ目、One Tap BUY(ワンタップバイ)です。
ワンタップバイでのぼくの米国株投資は、2018年から毎月1000円分の【SPY】SPDR S&P500ETFをコツコツ買っていく、というスタイルでした。
が、毎月1000円ではあまりにコツコツ過ぎました。2年近く続けてもまだ合計2万円くらいしか投資できていません。
投資家の皆さん、さすがに毎月1000円ではお金持ちにはなれませんぞ! 最低でも毎月1万円くらいはがんばってもらわないと、何も変わらずに人生終わっちまいます。
そのことがわかったので、そして、NISAに資金を回さなくて済むようになったので、ぼくも毎月1万円分ワンタップバイで米国株を買います。
やり方はこう。
まず、これまでも1000円ずつ投資してきた【SPY】SPDR S&P500ETFをこれからは毎月1万円ずつ毎月買います。
そして、保有するSPYの評価額が合計10万円を超えたら、次の買い付けからは別の銘柄に投資し始めます。以後、SPYはほったらかしです。
ただし、株価が下がってSPYの評価額が10万円を割り込むようなことになれば、他の銘柄は後回しにしてSPYに1万円追加投資します。
それでSPYの評価額が10万円を超えればそれでOK。次の月は他の銘柄に投資します。さらにSPYが下がって10万円を超えてくれなければ、次回もまたSPYを買い増しです。
で、このルールは他の銘柄に投資する場合も同じで、すでに10万円の投資完了額に達した銘柄が下がっていれば、月一の買い付けチャンスを優先的にその銘柄へ回し、新入りは後回しです。
名付けて、センパイ優先買い増し投資法!
さて、SPY以降の投資銘柄の選定基準ですが、これはまあ、配当を続けて出してくれそうな銘柄であれば適当でいいかな、と思います。
ワンタップバイ取り扱いの米国個別株は、全部で64銘柄。そのうち配当を出してくれる銘柄が43銘柄。
毎月1万円ずつ1銘柄大体10万円投資するなら、43銘柄コンプリートするつもりで投資してみたいですね。
そうです、全部買う気です。これをこれからコツコツやっていく。それが楽しい。わくわくが止まんねえ!
米国株投資を楽しもう!
というような感じで、5つの証券会社それぞれで「毎月1万円米国株投資」をやろうと思います。
NISAという修業期間を終えたことは、自分の投資家人生で間違いなくステージが一段階上がった、その節目です。
今後とも粘り強く、米国株投資に勤しんでいきたいですね。
米国株投資は楽しい。
皆さんもどうか、投資を楽しんでください。楽しむことが投資を成功に導く一番の秘訣ではないかとぼくは思っています。
オザワークスでした。
(マネックス・特定) $0.58
【PM】フィリップ・モリス・インターナショナル
(マネックス・特定) $27.93
【STX】シーゲイト・テクノロジー
(マネックス・特定) $15.56