オザワークスです。
投資をしない人と話していると、何でこんな変なことを言うのだろうと首をかしげてしまうことが度々あります。
多くの投資家さんが経験あると思います。
あれ何なんでしょうね?
もくじ
投資していない人の言葉、ズレがひどい
投資していない人と話していると、おかしなこと言うよな~と思うことは投資家さんなら誰でもあると思います。
例えばこういう場合。
非投資家「あ~、なんか簡単に儲かる美味い話ないですか?」
投資家「ありますよ」
ここまではいいんです。よくある話です。問題はここから。
投資家「ビットコインが暴落してますから、今買ったら儲かるかもしれませんよ」
非投資家「ええ~、ビットコインとか怖いなあ。まず投資家さん先にやって見せてくださいよ~」
↑これ!
特にこの「まず投資家さんが先にやってくださいよ」的なやつ。
これ何なん?
儲け話ないの? って聞かれて教えてあげたのに「先にやれ」とか、何なん?
大丈夫? 脳とか?
投資していない人のこういう言い回し聞くと、毎回「何だかな~」と思いますわ。
儲け話は結構ゴロゴロある
儲け話ってものはあるんです、割と。
投資していると結構そういうのに敏感になるというか、これは儲かるんじゃないかな~とか普通に考えるようになります。
いや、ぼくなんかほとんど何にも勉強らしきことはしていませんけれども、それでもなんとなく儲かりそうな雰囲気がわかる場合がある。
例えば先のビットコインのことだったり、ESG投資なんかももはや全世界的な流れですから、これも自然と儲かりそう。
他には、政治的な話で中国が近々台湾に武力侵攻しそうだから、CFDで台湾の株価指数を今から売っておけばかなり儲かるんじゃないかと思っています。
これはブログの記事にもしています。
自分でやる必要のない投資もある
では何故あなたはその儲かる話を実行しないの? と聞かれれば、ぼくはやる必要がないからと答えます。
儲かる話はすごく儲かるかもしれない半面、儲からないリスクもあります。
失敗する可能性です。
あまり大きな声じゃ言えませんが、ぼくはすでに米国株で2600万円ほど資産がありまして、ここからさらに大きなリスクを冒してまで儲ける必要がありません。
そんな冒険しなくてもぼくは米国株への長期投資で遠からずお金持ちになれます。
投資していない人は、まず儲け話があっても投資家がそれをやらない場合もあるということを知らない。
やって見せても結局彼らは行動しない
いや、仮に儲け話やったとしましょう、やってもいいですよ。自分で言い出したことですからね。
ビットコイン買いましょう。ブログのネタにもなるし。
で、仮にその後ビットコインが今年の年末に1000万まで上がったとしましょう。大儲けです。
ついでに年末に中国の台湾侵攻まで起こってくれて台湾株は大暴落。ここでも大儲けです。
じゃあ、これでぼくに「投資家が先にやって」と言っていた投資していない人がやるのかと言えば、
やらないんですよ。
彼らは常にリスクを過剰に大きく見るので、今度は「上がったらまた下がりそ~」とか言って結局やらないんですよ。
だから、それは何なん? って話。
儲け話に乗って自分も儲けたいんじゃないの?
何なの? 何がしたいの?
投資の再現性の問題
まあ、儲け話というものは鮮度があるものですから、タイミングを逃してしまったら意味がなかったりもします。
投資家であるぼくが儲けた後で同じように儲けようとしても上手くいかなかったりする。
投資の再現性の問題ですね。
だったらなおのこと投資家に先にやってもらってる場合じゃなくて、自分でやらないと利益は得られないわけなんですが、どうも彼らそれがわかってないみたい。
リスクのない儲け話はない
結局こういうことですかね?
投資していない人たちが聞きたい「儲かる話」って、簡単に誰でも短時間で確実に儲かる話。
それが聞きたいんでしょう。
んなもんねーよ。
儲かる話には、必ずリスクも付いてくるの。
全世界の投資家は、自分が許容できるリスクと相談しながら儲かる話に乗るか乗らないか自分で決めてるの。
投資家は最初からリスクのない儲け話なんて探していない気がするなあ、ぼくは。
石橋を叩くだけで渡らない人生
リスクというものをどう捉えているか。
それが投資家と投資をしていない人の会話の食い違いにつながっている気がします。
リスクを背負って投資するからこそリターンがあるんだと思ってる投資家と、初めからリスクのない儲け話しか耳に入れたくない投資をしていない人では、そりゃ話合いませんよ。
両者は違う生き物です。
相容れませんな。
投資をしない人って石橋を叩いて渡らない人なんですよね。
だって絶対にリスクを取りたくないんですから。
でも自分の周りのすべての石橋を叩くだけで渡らないんじゃ、結局はどこにも行けないで終わるような気がするんだけどなあ。
オザワークスでした。
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