オザワークスです。
投資雑誌のダイヤモンドZAiが米国株を特集した別冊付録を出してきたので、レビューします。
米国株の株主優待銘柄でも推奨してくれるのかと思ったら、意外や意外、まともな米国株の記事でした。
ちゃんとネタになれよ、ZAi。
もくじ
投資雑誌読んだことないけどダイヤモンドZAiに触れてみる
月間ダイヤモンドZAi11月号の別冊付録「いま買いの米国株100」を手に入れたのでレビューします。
ぼくはこういった投資雑誌や投資本の類をほとんど読んだことがありません。四季報を何回かぐらい。
なので、とても新鮮で楽しみです。
ダイヤモンドZAiとは?
ダイヤモンドZAiとは、ダイヤモンド社が発行する月刊の投資雑誌です。
ウィキペディアによると投資初心者用の情報誌であるらしいです。これは知らなかった。
いくつもある投資雑誌の中ではとてもメジャーなもので、そういったものに興味のないぼくでも名前は知っていましたし、本屋さんで本誌を見かけたこともあります。立ち読みもしていないけど。
ぼくの個人的な印象としましては、とにもかくにも「株主優待」推しの雑誌、というイメージです。
優待かあ……。
マネックス証券のキャンペーンで色々もらう
そんなぼくがどうしてダイヤモンドZAi11月号の別冊付録を手に入れたのかというと、それはマネックス証券のキャンペーンです。
もう終わってしまいましたけど、マネックスのキャンペーンになんとなく応募したらタダでもらえた、というだけの話です。
マネックスは、ときどきこういうタダで冊子の類をくれるキャンペーンを行ってくれるので、ほしい方はちょこちょこチェックしてみるといいと思います。しかも結構当たります。
SBI証券や楽天証券では、こういったプレゼント企画は見たことないなあ。
そんなわけで、ぼくはダイヤモンドZAi11月号の本体は持っていないのに、別冊付録の「いま買いの米国株100」を持っているのです。
そいつのレビューに行ってみましょう。
いま買いの米国個別株100銘柄を紹介しているよ
「いま買いの米国株100」は全27ページ。タイトルの通りに、今買うべき米国株の個別銘柄を100銘柄紹介する、というのがメインの内容になっています。
ETF(上場投資信託)は一切出てきません。米国籍以外の銘柄(ADRなど)もまったく姿を見せません。「米国株」のみなんですね。
で、そのおすすめの100銘柄を「大型株」や「配当株」などとカテゴライズしながら紹介していくんですね。それらを全部合わせると100銘柄になると。
ちょっと見出しを並べてみます。掲載順に。
・とんがったユニーク企業 6銘柄
・高配当株 35銘柄
・株価が10倍になりそうな中小株 20銘柄
・注目のIPO銘柄 4銘柄
これで100銘柄です。
大体超大企業の株と配当株をメインに据えつつ、強烈な値上がり銘柄もフォローしていくって感じでしょうか。
んで、冊子の最後にはマネックス証券のPR記事が入ると。なるほどね。
大型株中心でなかなか筋が良い
それで読んでみた感想ですけど、なかなかいいですねこれ。
紹介されている銘柄は、大型株と配当株で過半を占めるので、まあ誰でも知っているような有名な企業が多いです。
でも米国株投資は世界的に有名な大企業のみでも全然OKなため、この割り振りはとても自然に思えます。
よく知らない中小の銘柄に投資しなくても米国株なら有名企業だけで儲けられることが、冊子の冒頭から説明されていて、それだけでも米国株のパワーを知ることができます。
誰でも知っている【AAPL】アップルや【AMZN】アマゾンも、この10年で株価は10倍以上になっているんですね。すごい。
株だけでなく米国経済の優位性をちゃんと解説している。良い
また、銘柄の紹介だけでなく、米国株や米国経済の優位性を紹介する記事も良いですね。
ちょっと紹介すると、
・人口増加などで経済成長が長期で続く
・世界最先端の技術を持つ企業がどんどん誕生している
・経済政策や金融政策が米国は上手いから株価がいち早く回復する
こんなふうに米国経済をべた褒めです。
しかし、これはすべて正しい見立てです。
旺盛な消費意欲を持った人々が今後も増えて、正しい経済・金融政策の下、自由な発想を持つ新しい企業やサービスがどんどん生まれてくる。米国の強さの源泉です。
人口減で増税ばかりしているどこかの島国とは大違いですね。
米国株がただ良いと言うだけでなく、背景にある米国経済の強さも解説しているのが、とても良いとぼくは感じました。
しっかりした内容でダイヤモンドZAiへの印象が急上昇!
全体を評すると、なんかダイヤモンドZAiの印象がそもそもあんまりよくなかったので、「いま買いの米国株100」の内容がまともでいささか驚きました。
あれ、こんなにまとも過ぎるとネタにしづらいじゃん。というのが本音です。
期待してたのはもっと、短期でトレードして爆益を狙おう! みたいなクサいのだったので、正直拍子抜け感もあります。
けなすことができない。しいて挙げれば、ETFについても言及してほしかったですね。初心者向けの投資雑誌であればこそ。
基本的に文句なしの内容でした。それにつられてぼくの中でダイヤモンドZAiの印象も急上昇です。
もしかしたらあれは良い投資雑誌なのかもしれない。
米国株がメインになる日は来るのか?
と思っていたところでダイヤモンドZAiの12月号が発売になりました。
ああ~、やっぱり株主優待かあ~。
米国株はどこへ行ったんだあ~。
まあ、需要がないんでしょうね、きっと。
オザワークスでした。
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