オザワークスです。
GMOクリック証券のCFDで米国株の個別株に配当狙いの投資をしよう!
ということで、米国個別株にレバレッジ2倍で投資した場合の配当利回りランキング、2019年4月号です。
「金利調整額」を調整済みの配当利回りです!
ランキング発表の前に、どういった方法で米国株に投資してのランキングなのかを説明です。
本ランキングは、GMOクリック証券のCFDで米国株の個別株にレバレッジ2倍で投資した場合の配当利回りランキングです。
具体的な金額を言うと、1万円の投資資金で約2万円分の米国株CFDに投資した配当利回りです。なので、レバレッジ1倍の現物株よりも利回りは高くなります。
ですが、CFDには株の保有コストである金利調整額が存在します。株を持っているだけでお金が減る。言わば、逆の配当金です。
本ランキングでは、受け取る配当金から支払う金利調整額(の予想額)を引いた、「本当の意味での配当金」のランキングとなります。
なので、有名な高配当銘柄であるXOMやIBMやPGなどは、金利調整額が高すぎて結果としてランク入りできません。あしからず。
2019年4月、CFD米国株配当利回りランキング
銘柄 | 大体 2万円で 買える株数 |
税引き後の 年間配当額 A |
年間の 金利調整額 B |
手取りの 配当額 A-B |
レバレッジ 2倍 配当利回り |
|
1 | F・フォード | 19株 | 1064円 | 0円 | 1064円 | 10.64% |
2 | T・AT&T | 6株 | 1224円 | 312円 | 912円 | 9.12% |
3 | HPQ・HP | 9株 | 540円 | 0円 | 540円 | 5.40% |
4 | GM・GM | 5株 | 760円 | 260円 | 500円 | 5% |
5 | VZ・ベライゾン | 3株 | 732円 | 312円 | 420円 | 4.20% |
6 | GPS・ギャップ | 7株 | 700円 | 364円 | 336円 | 3.36% |
7 | KO・コカコーラ | 4株 | 640円 | 416円 | 224円 | 2.24% |
上記の7銘柄以外は、すべて配当利回りが2%以下です。
はい、先月とほとんど変化がありません。【F】フォード・モーターの株価がここのところ上昇していて、相対的に配当利回りが下がっているくらいですかね。下がっても10%超えだけど。
相場と利回りともに安定していて、投資しやすく保有しやすい状態が続いています。
ですがいつかは崩れるものなので、常に低レバレッジを意識して投資しましょう。
【DWDP】ダウ・デュポンの配当利回りがいい感じ
【DWDP】ダウ・デュポンという会社があります。世界有数の総合化学メーカーです。
この会社GMOクリック証券のCFDでも取り扱いがあり、レバレッジ1倍での配当利回りが3.91%とそれとなく高いです。
でありながら、株価は$39.47とそこそこ低め。配当金の天敵である金利調整額は、株価が高いほどに支払う額も大きくなります。株価が70ドル以上の銘柄への配当投資は、実質的に無理です。
株価$39.47で配当利回り3.91%は、ぼくの直感だと配当投資的に結構イケそうな雰囲気があります。
同じように1万円で2万円分の株を買った場合で、最終的な配当利回り予想を表にしてみます。
銘柄 | 大体2万円で 買える株数 |
税引き後の 年間配当額 A |
年間の 金利調整額 B |
手取りの 配当額 A-B |
レバレッジ 2倍 配当利回り |
DWDP・ ダウデュポン |
5株 | 740円 | 260円 | 480円 | 4.80% |
おお、金利調整額を差し引いても残る配当利回りが4.8%! これはいい! 配当利回り4.8%なんて実によだれが出てしまいそうな数字です。
会社の規模もかなり大きく、ちょっとやそっとじゃひっくり返らなそうなところも安心できます。
早まるな! ダウ・デュポンの注意点
が、しかし、このダウ・デュポンへの投資は注意が必要です。というか、慌てて投資する必要はないと思います。
その理由は、ダウ・デュポンがこの先6月に2つの会社に分裂する、という大きなイベントを控えているためです。
もともとは3つに分割予定で、そのうちの1つ素材化学「ダウ」の分離は4/1に既に済ませています。
残りを、特殊化学「デュポン」と農業事業「コルテバ・アグリサイエンス」の2つに分割します。これが6/1の予定です。
ダウ・デュポンに今投資してしまうと、6/1の会社分割時に株価がどうなるのか不透明です。それに、会社分割後の配当金がいくらになるのかも、現段階ではまったくわかりません。
配当狙いの投資は、株を買ったらあとは放ったらかしで配当金をもらい続けるのが最大の目的です。
その目的の達成が目に見えて不透明な銘柄への投資を、今わざわざすることはありません。もっと他の安泰銘柄を買いましょう。
投資に焦りは禁物
ダウ・デュポンが6/1の会社分割後にもちゃんと配当を出し、なんか上手いことやってくれてるなというのが確認できて、さらにこちらの投資条件に合致した場合には、投資してみたいですね。
それまではおとなしく見守りです。
大丈夫です。時間はあります。投資はあらゆる意味で焦りが禁物です。焦って投資するのはダメ、投資の成果を求めて焦るのもダメ、気長~に行きましょう。
もう既にダウ・デュポンを買って持ってるよという方は……どうなるかわからないですが、がんばってください。そういうときもありますから。ファイトです!
さて、宣伝です。
話題のダウ・デュポンにも投資できるGMOクリック証券のCFD。現物株を上回る利点をいくつも持つCFDに興味ある方は、GMOクリック証券の公式サイトを、どうぞ。
こちら↓からも。
よく考えたら、人に説教できるほどのメンタルはないオザワークスでした。
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