『保有する米国株の株主総会が発表されました』なんか楽天証券から不可解なおもしろメールが来た!

オザワークスです。

なんか楽天証券から「保有する米国株の株主総会の日時が決まった」とのメールが来ました。

え、楽天証券ってそんなこともメールで通知してくるんだ。

思わず2度見するほど驚きました。

楽天証券から意味不明なメールが来る

楽天証券で米国株を保有していると、その銘柄の決算が発表になりましたよ~、みたいなメールがたまに来ます。

そしたら今日面白いメールが来た。

『保有・お気に入り銘柄の株主総会が発表されました』

なに? 株主総会の通知まで来るんかい。

へぇ~、米国株で、株主総会、意味わからん。

メールの全文

以下、メールの全文。

保有銘柄・お気に入り銘柄の株主総会が発表されました。

株主総会に伴うお客様の手続きは必要ありません。

──────────────────────────
銘柄名  :ブラックロック
現地コード:BLK
市場   :NYSE
内容   :-
開催日  :2023/05/24
基準日  :-
重要な議案:-
──────────────────────────
発表内容は予定であり、変更される場合があります。
日付は全て現地の日付です。

なお、お客様が当社で保有されている外国株式につきましては、
株主総会にご出席いただくことが出来ませんので、あらかじめご了承ください。

だそうです。ご丁寧に。

楽天証券何がしたいの?

楽天証券からのメールにも丁寧に書いてあるように、実は日本の証券会社を通じて米国株を保有しても米国企業の株主総会には出席できません。

それどころか、株主ですらありません。

だというのに、米国株の株主総会の日時をぼくにご丁寧に通知してくる楽天証券の行動が意味不明なんですよね。

それをぼくに伝えてどうするのって?

日本の米国株投資家は株主ではない

株主ですらないという話を深掘りすると、日本の証券会社は米国のブローカー(主に現地の証券会社)を通じて米国の株式市場にアクセスします。

日本の投資家⇒日本の証券会社⇒米国のブローカー⇒米国市場

このつながり。

で、米国企業の株主名簿に実際記入されるのは、米国ブローカーの名前なんです。

日本から出された売買の注文は、すべて米国現地のブローカーの名前でまとめて取り扱われるんですね。

株主なのは米国のブローカーであって、ぼくら日本の投資家ではないカラクリはこういう理由なのです。

でも株主としての権利はあるよ。安心して

ただ、ぼくら日本の米国株投資家は名簿上は確かに株主ではないですけど、株主総会への出席以外の株主としての権利はほぼ有しています。

株の売却益を受け取れるとか、配当金を受け取れるとか、スピンオフとか合併とかの権利とか。

主に、実利の面に関しての権利ですね。

だからまあ、株主としての権利を米国のブローカーに取られてしまう心配は全然ないですね。

そこは安心してください。

といったところで今回はここまで。

オザワークスでした。

"share"とは株式を意味する英単語でもある

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ABOUT US
オザワークス
なまえ:オザワークス 生まれ:1980年 投資は2013年から開始。長野県在住。 投資初心者、またははじめてアメリカ株に興味を持たれた方向けに「米国株の長期配当投資」を紹介しています。 自分自身も米国株投資家でして、配当金を再投資して株を買い続け、不労所得のさらなる増大を目指します。 また、分散投資を重視し、毎日配当金が入金するようなポートフォリオを作っていきます。 外国株CFDでも米国株に投資し、CFDを舞台に長期配当投資へ挑戦しています。 証券会社選びから税金関係まで、初心者向けの米国株情報ブログを目指します。