オザワークスです。
だるい。また一つ、ぼくの持つ配当銘柄が死にそうです。
南アフリカの総合化学メーカー【SSL】サソールの配当が止まった、かもしれません。
年2回配当の銘柄が1回でも配当をなしにすると、1年間配当金を出さないことになります。
1年間株主様に何の音沙汰もなしってちょっとそれ困るよねえ。
やっぱりどうも年4回配当にくらべて年2回配当の銘柄は投資しづらいね、って話です。
【SSL】サソールの配当が飛んだ
南アフリカの化学メーカー【SSL】サソールは年2回、3月と9月に配当を出す銘柄です。
その9月の配当が、2019年は出ませんでした。理由? そんなのは簡単で儲かっていないからです。
確か株主向けのレポートには、「将来に向けてのバランスシートの強化」とかなんとかムツカシイことが書いてありましたが、話は簡単で儲かっていないだけです。
ただ、9月の配当はこれでなくなりましたがその先、来年3月の配当については何の言及もありませんでした。
サソールはめんどくさい系?
正直、ぼくは「1回だけ配当を休むよ、疲れたんだ」と言うなら、まあそれでも嫌だけど1回だけで次から帰って来るなら株主としてサソールの復活を待つよ、という心境です。
サソールに限らずぼくはどの銘柄に対してもそのくらいの温度感です。配当を休むな! 死ね! みたいな酷なムチを入れたりしません。ぼくは優しい株主だと思います。
でも、その先もずっと配当を休むというならそれは「無配」という状態であり、これはさすがのぼくでも看過できません。無配に陥った銘柄は切ります。
でもサソールは、来年3月以降の配当については、モゴモゴ言うだけではっきりしません。
こーゆー態度が一番困るんですよね。別れるのか続けるのかはっきりしてもらって、別れるなら別れるでスパッと切って心機一転他のコに……じゃなかった、他の銘柄に乗り換えるのに。
で、またグズグズ泣くんですよ。めんどくせーなー。泣きたいのはこっちだよ。
って何の話だ?
年2回配当銘柄は、トラブル発覚⇒対処までの時間がかかる
とにかく、年2回配当の銘柄って投資しづらい印象ですね。
配当と配当の間が半年空くから、その間に何か企業に悪い出来事が起こっても、この先どうなるかわからないもやもやした気持ちで過ごさなきゃならない時間がどうしても長くなりがちです。
これが個人的にはすごいストレス。切るなら切るで、早く切りたい。
その点、多くの米国株がそうである3か月ごとの年4回配当はずいぶんマシです。
3か月ごとにテンポよく入って来ていた配当金がパタッと止まったら、おや? と思い。さらに3か月後に腐乱したご遺体が発見されて火葬に処す。残念ですがね。
その処理はスムーズであり、システマチックです。
年2回配当の銘柄は、その処理がスムーズにいかない。なにぶん時間がかかるので、下手すると白骨化したご遺体と対面する羽目になります。
ご遺体が発見されるまでの長い間、ご家族の心配がずっと続くのです。そういう状況。
ってまた何の話だ?
年2回配当銘柄は投資しなくていい
とにかく皆さんに訴えたいのはですね、年2回配当の銘柄への投資はおよしなさい、ということです。
アイツらの時間の流れと投資家の時間の流れが、なんか合わないような気がします。トラブルが起こったときに顕著です。
配当利回りなんぞに騙されてはいけない。投資の継続のしやすさという点で年4回配当の銘柄に劣るとぼくは感じます。
まあ、でもぼくはすでにサソールに投資してしまったので骨までは拾ってやるつもりです。株主ですからね。
2019年の年末に、サソールの下半期のレポートがまた出るようです。例年であればそこで翌年3月の配当についての言及もあるようなので、それを見てからですね。
そこそこの配当が出るようなら残すし、ダメなら切ります。
皆さんはぼくのような失敗はしてはいけませんよ。ぼくの死体を踏みつけてでも前へ進んでください。
年2回配当銘柄は投資しづらい! 今日の格言ね!
オザワークスでした。
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