オザワークスです。
5/31は世界禁煙デーだそうで。へー、そうですかー。大変ですねー。
職場の喫煙スペースが立入禁止になっていました。
ぼくは吸いませんが、配当は美味しく頂いちゃってます。
2018年合計 $1639.32 今まで全部合計 $13132.99
2018年CFD配当 ¥3029 今まで全部CFD配当 ¥4356
しかも!
ガソリン価格が高騰
朝テレビのニュースでレギュラーガソリンが1リッター150円を突破した、なんて言ってました。庶民の生活を圧迫するそうです。
確かこの間の月曜に給油したときには、147円だった気がする。数日で上がるもんですね。
ガソリンの価格が上がるということは、原油価格が上昇している、ということですね。なんでその原油価格が上がっているのかは、この記事ではひとまず置いておきます。
ガソリン値上げに対する米国株投資家の目線
確かにガソリン最近高いですよね。ちょっと前まで100円ちょっとだったのに。職場でもちょいちょいこの話題出ます。困るよねー、って。
しかしですね、米国株投資家の目線で、今朝のガソリン値上げのニュースを見てみましょう。確かにガソリンは上がったけれど反対側で自分の持ってる石油株もずいぶん値上がりしてるし、悪いことばかりじゃないな~、とぼくは「普通に」そう思いました。
石油銘柄持っている人はこれ、みんなそう思ってますよね? ガソリンの値上げもまあまあ痛いけど、原油価格もそれなりの位置をキープしてもらって、株価も配当も堅調ならそれでいっかあ。みたいな感覚。
これこそ投資家の感覚ですよね。消費者と投資家の垣根をエイとまたいでいる人のモノの見方、感じ方。ある程度長く投資家生活を送っていると、そんな感覚さえ普段は忘れています。それがこういうときにニュっと出てくる。ああ、自分は投資家なんだなあ、って。
テレビのニュースと職場の人たち
ニュースではガソリンが上がって「困った、困った」。職場の人たちもガソリン値上げで「困った、困った」。
そんな空気の中でぼくがぼそっと、むしろ減配の心配がなくなって胸をなでおろしている、なんて言ったらさあ大変。投資家はお金持ちでいいよね、などとわけのわからない非難のされ方で仲間はずれにされてしまいます。
同僚たちと話をしてみると、どうも彼らは「ガソリン価格の上昇」と「原油価格の上昇」と「石油会社の業績向上」がまったくリンクしていないようです。聞いていて頭が痛くなる。
ビジネスというものを理解していない!?
彼らは投資家じゃないから仕方ない。ぼくもはじめはそう思っていました。でも、いや待てよ、商品を値上げするんだから利益も普通増えるだろう、くらいの想像は投資家じゃなくたってできるのが大人じゃないのか? そう思うようになりました。
◯◯が4月から値上げします。非難が殺到するらしい。いや、ちょっと待って、◯◯を作っている会社が値上げしないと潰れちゃうんじゃないの? ひたすら値上げは困る困るって。そういう想像、できないのかなあ?
どうも、できないみたいですね。目先の値上げがイヤ、これはわかる。けど何故値上げするのか、値上げした場合どうなるのか、そっから先の想像がパタリと途切れているんですよね。
この国を担う、大人たちです。
ビジネスというものを理解しない大人たちが過半を占める国
まあ、ぼくの周りが特殊、ということなのかもしれません。いや、きっとそうでしょう。そうでなければ、絶望です。
経済も金融もまるで知らない人たちで構成されたとある国。貯金と節約が趣味。国の借金がヤバイらしいので政府も節約します。足りない分は増税します。増税されるので個人は節約します。増税の効果がないので国はもっと節約します。足りない分はもっと増税します。増税されたので個人ももっと節約します。
……ああ、これ普通に滅びるわ。
黄昏
と、これくらいにしておきます。テレビでガソリン値上げのニュースを見ただけなのに、なんだかえらいところまで来てしもうた。この国の将来を考えると、なんだかくら~い気分になってしまいますね。
よし! 最後くらいは元気出していきましょう!
我々国民にできることはひとつだけ、増税政治家を選挙で落とそう!
オザワークスでした。