オザワークスです。
当方投資も好きですが、競馬にもハマっております。
投資の世界から競馬の世界に来ると違和感を感じることもあります。
今日はそんな話を1つ。
競馬のオッズにビビる米国株投資家
ぼくも米国株投資を始めてもう9年目になります。
そんな米国株投資家が何を思ったか競馬の世界にやって来ました。
そこで一番驚いたのが、オッズの高さです。
知らない方のために軽く説明するとオッズというのは、その馬がレースで勝つと掛け金が何倍になるかという倍率のことです。
画像の1番人気の馬ディープボンドの単勝オッズは2.3倍。
いくら賭けても良いのですが、例えばディープボンドに100円賭けてこれが勝てば2.3倍の230円になるということです。
この競馬のオッズが、株式投資の利回りと比べるとどれもこれも桁違いに高いことにぼくは一番驚きました。
正直、今でも高すぎて馴染めません。
S&P500の平均利回りは年7%、競馬は3分で2倍
どういうことか。
株式投資で得られる利回りは、最強との呼び声高い株式指数であるS&P500をもってしても、年7%平均だそうです。
これはつまり、平均して毎年7%ずつ株価が上がっていくということです。
計算すると、運用開始から11年目に資産額が2倍になります。
配当利回りが3%の銘柄で考えると、増配しないとして33年後に大体株の購入金額と同じだけの配当金を受け取ることになります。
どちらも、資産額を2倍にするのにすんごく時間がかかる。
対して、競馬はどうなんだと。
上の画像にもあるように、ディープボンドの単勝オッズは2.3倍です。
競馬のレースの時間なんて大体2~3分くらいしかないので、的中すれば3分で資産額が2倍以上になります。
え、そんな短時間で2倍とかいけるの!?
ぼくはこのことに一番驚き、今でも違和感を感じてしまいます。
投資脳から見た競馬のすごさ
きっと競馬よりも先に投資に出会っているので、ぼくは投資脳なのでしょうね。
株式投資って、最強と信じて疑わない米国株投資でさえもそんなものの数分で株価が2倍になるなんてありえません。
取引システムが壊れますね。
数日でもないし、数カ月で株価が2倍になることもめったにありません。
投資してから数年経つけど、微動だにしないことさえもザラです。
でもぼくは、そんなのが普通だと思っています。
株式投資なんてそんな手っ取り早く儲からないよ、とそもそも思っている。
でも競馬の世界では、オッズ1万倍のレースなんてのもちょいちょいある。
1レースでですよ。1レースで100円が100万円以上になる。
まあ、当たればの話ですけれどね、もちろん。
コイツはなかなかすげーや、とぼくは思いましたよ。
競馬脳の人から投資を見ると……
逆に考えると、競馬をやってから投資の世界に来た人だと、利回りが年平均7%とか、配当利回りが3%だとか、クッソ退屈でどうしようもないんじゃないでしょうか。
「S&P500は年7%ずつ上がってすごいぜ!」とか投資家が言ってるのを聞くと、コイツらバカみたいに低い数字で何喜んでんだ!? とか思っちゃうんじゃないでしょうか。
競馬脳で考えると、7%とか3%とか幼稚で非現実的な数字でしかないと思います。
この利回りに対する両者の捉えかたの違いがとても面白いなあ、と投資と競馬、両方に接しているぼくは思います。
投資で上手くいくのは投資脳
そして基本、人は投資脳ではなく競馬脳よりだと思います。
であるから、米国株投資に過度な夢と期待を抱いて、その現実にがっかりして足早に去っていく人が毎年多く出ます。
まあ競馬脳で株式投資に向かっていたら上手くいかないでしょうね。
生き残るのは、株なんてそう簡単に儲からん、と悟りを開いた投資脳だけでしょう。
ですから、投資を始めたらできるだけ早く自分の脳みそを投資脳に書き換える必要があります。
でもその具体的な方法はぼくにもよくわかりません。
気が付いたら完全なる長期投資脳になっていました。
単純に、向いていた、のもあると思います。
それでは、今週も配当をコツコツもらって行きましょう。
投資脳のオザワークスでした。
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