オザワークスです。
11月2日に発表された米国の更なる利上げを受けて、米国株はドカンと落ちましたね。
はっはっはっは!
こういうときは笑って耐えましょう。
金利は3つの状態に分けられる
まずはコイツを見てほしい。これはここ10年の米国の政策金利の水準です。
米国フェデラルファンド金利10年
まだこのチャートには反映されていないけど、昨日の利上げでとうとう米国の金利は4.0%にまで達してしまいました。
前回の利上げ期の一番高いとき(2019年)は、2.5%で米国経済が下り坂に入り、利下げに転じています。
そのときよりもずっと高い金利になっているのにまだ米国経済は崩壊しない。
なんて強いんだ米国経済!
ただまあ、いずれは確実に不景気になり、利下げが始まります。
チャートを見てもらうとわかる通り、最低金利(0.25%)の期間がツーっとあって、インフレがきつくなると利上げをして(赤い階段)、景気が後退すると利下げをして(青い階段)景気をふかす。
でまた金利の低い期間がツーっと続く。
ひたすらにこの繰り返しなんですよね。
金利の3状態と株価の関係
もっかい見て。
金利の3状態(低金利ツー、利上げ赤い階段トントン、利下げ青い階段トントン)の中で、株価が上がる金利状態ってどれかわかりますか?
そうです、低金利ツーの状態のときなんです。
このときめっちゃ株上がります。
金利を上げ下げしているときは、株価も上がったり下がったりで安定しませんね。
ただし、金利を上げ下げして株価も不安定な時期(まさに今!)に株をしっかり買っておかないと、低金利ツーで株価爆上げの波に乗り遅れることになります。
とこのように、米国株は種をまく時期と収穫の時期がはっきりしているため、とても投資しやすい株式市場であると言えそうです。
理論崩壊! 米国株はいつも上がっていた!
株価との比較も見てみよう。
金利10年
ダウ平均10年
……なんか、思ったよりも相関関係がねえな。
米国株いつも上がってんじゃんかよ……。
前言撤回!
米国株は、長い目で見れば大体いつもゆっくりと上がっていっている。
なので、金利が高かろうが低かろうが関係なく大体いつでもお買い得である!
それもこれも米国経済の高い成長力のなせる業です。
金利が高くても低くても米国の消費者は消費が大好きだし、企業や社会全体で新しい商品や楽しいサービスを生み出そうといつでも躍起になっています。
米国が持つ欲望という名のエネルギーが尽きない限り、米国経済の成長が終わることはないでしょう。
もちろん、米国株の成長も。
というわけで引き続き米国株に投資しようぜブラザー!
オザワークスでした。
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