オザワークスです。
いえ~い! 4500万円行っちまったぜ~!
日銀が利上げしたのに株高で円安だぜ~!
その辺りのことを書いています。
4500万円突破!
19日に日銀の金融政策決定会合が、20日にFRBのFOMCが終わって、気が付いて見れば円安株高の世の中じゃないですか。
日経平均最高値更新!
ダウ平均最高値更新!
ぼくの資産も4500万円突破!
やったーい!
日銀が利上げしても円安で株高な理由
19日に日銀はマイナス金利を解除しました。
金利がマイナスからゼロになったので、これを利上げか利上げじゃないかと言えば、利上げです。
2022年3月から始まった米国の利上げがそうであったように、利上げをすると株価は下がり、為替は自国通貨高(つまりは円高)になるのが普通です。
しかし、今回の利上げ後に日経平均は4万円を力強く回復してそれどころか最高値まで更新し、為替は一時151円まで円安が進みました。
何故なのか?
この辺は専門家でも意見が割れていますが、ぼくが思うにマイナス金利解除といってもそもそもマイナス金利をかけていた範囲も狭ければ、深さも-0.1%と大したマイナスではありませんでした。
そんなものを解除したところで、現在の政策金利が5.5%の米ドルと比べたら影響は鼻クソみたいなもの。
要は、利上げだけど利上げじゃない、みたいな。
それで、前からイケイケドンドンの日本株は勢いを失うことなく上がったし、為替もまあまあ円安というか現状維持になったのではないかとぼくは思います。
この次の行動が重要
ただ、今後日銀がドシドシ利上げを続けていくと、もちろん円高になって株価は下落し、日本経済も不況に陥ります。
利上げは不況にする政策ですから。
ですから今回のマイナス金利の解除はまあいいとしても、今後の日銀の利上げ動向は要注意です。
過去の日銀の行動パターンからすると、今回のマイナス金利解除みたいな金融引き締め方向の動きを一度見せたら、日本経済の良し悪しとか関係なく金融業界にアメを与えるために利上げをしてしまう傾向にあります。
残念ながら。
日銀の植田総裁は「当面は緩和的な金融政策を続ける」的なことを口では言っていますが、実際にやっていることと過去の日銀の失策の数々を思い返すと、あまり期待しないほうがいいのかな、とぼくには思えてきます。
なんとか良い方向に転んで欲しいものですね。
米国株は、まあ順当
次に米国の金融政策は、3月の利下げはなく、ただし年3回の利下げを考えている、というような内容でした。
概ね、投資家たちの予想通りの内容だったと言えるでしょう。
まあ順当、ということで米国株は買われての株高なのかな、と思います。
ここから飛躍的に米国株が伸びて行くような材料もないので、日々上がったり下がったりを繰り返しながら長期的にはじっくり成長していくいつもの米国株の姿が見られるのかな。
経済力の差は中央銀行の差
現在、日米のインフレ率が3~4%と奇しくも同じくらいです。
しかしながら、両者の中央銀行の金融政策の方向性はまるで違います。
長いデフレ期を潜り抜けてようやくインフレ率が上がってきた日本は、何とも早すぎる金融引き締めが始まりそうで、対して10%の高インフレを鬼の連続利上げで抑え込んだ米国は、利上げのし過ぎで逆にデフレに陥るのを防ぐために利下げを検討しています。
どちらの中央銀行が信用に足るのか。
どちらの中央銀行が自国の経済全体のことを考えて慎重かつ大胆な行動ができているのか。
日米両国の経済力の差ってそのまま中央銀行の能力差なんじゃないかと最近思ったりします。
そのでは今日はこの辺で。
オザワークスでした。
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